It's a Dream Art World | 1 3/4 cups

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同じ会社に勤めるバラさんから、”It's a Dream Art World”の優待チケットを持っているということで展示会に誘われました。ディズニーにそんなに興味がない私でも、世界のアーティストたちが描くディズニーというものに惹かれて同行させてもらうことに!

結果

もんっっっっっ…のすごく良かった!!!!

絵ってこんなにすごいのか…
私こういうのって、本当に時間をかけてじっくり見るんですけど、一つ一つの絵から離れるのが惜しいくらい、どれもこれも本当に引き込まれる絵!

ディズニーの絵を描くのにはディズニーからの許可が必要らしく、
ディズニー公認のアーティストに選ばれるのはとてもすごいことらしい

そのアーティストたちがこの人たち。

個人的にとても好きだったのは、ステファン・マーチンエアーさんの作品
パンフレットで見る分にはなんとも思ってなかったけれど、実物を目の前にしたときはもう、動けない!あ、私ここから動けない!と思った
色彩がとても素晴らしくて、見惚れるくらいの美しさで、こんな世界を絵で作れるのか!と感動しました

それと、デビッド・タトウィラーさんの"SHARING A DREAM(US)"という作品。ページの2枚目の絵。

タイトルを見た瞬間、何故か鳥肌が立った
二人が立ってるんですけど、ミッキーが中心となっていて 目の前に道が続いていて、その先に(おそらく)シンデレラ城が見えていて… 多分この二人が一緒に真ん中にいたらここまで惹かれる絵になっていなかったと思う 本当に、素敵の一言です

そしてページ4枚目の絵も、実際見ると雲や海の絶妙な色加減がとっても美しくて、うわあああああココに行きたい!!!という気持ちでいっぱいでした

あああ、もう、ちょっと長くなっちゃうんですけど、

バラさんが「チラシで見た、"この絵"をみたい!と思って今日来た」と言っていたラッセンのアリエルの絵。"リーチング フォー ラブ"
この絵は本当にすごいと思った 見れば見るほど引き込まれる絵!
この絵、人間の王子様に恋をしたアリエルが、海の外に出て王子様に会いにいく というシーンを描いたらしいですが
希望とかワクワクとか夢とか、そういう物に手を伸ばすアリエルの姿が とても前向きで澄んだ気持ちにさせてくれる絵なんです 水の透明感が美しい…ラッセン自身もこの絵をすごく特別なものとしていて、この絵には3つのダイヤモンドが埋め込まれている とのことでした


何より、私が今回印象に残ったものは …まだあるのか とか思われそうですが、とにかく印象に残ったものは、

ラプンツェルの絵


湖に浮かべた舟から、二人で、夢に見ていたあの光を見る あのシーンの絵


もう、夕闇と灯篭の色使いが、言葉で言い表せないくらい 本当にキレイで 二人の姿はぼやけるくらい小さいのに、なんて言うんだろう その二人の存在感がすごくて…!自分のボキャブラリーの無さときたら!あの絵をどう表現していいのかわからない!

しかもこれ 公認アーティスト作品というわけではなく、ラプンツェルの映画スタッフが数人で手がけたものらしく、作者名は”ウォルト・ディズニー”になっている作品
だから公式サイトにも載っていないし、いくら探してもネット上にその絵が出てこない!
灯篭の光と舟の光 その他は薄暗く、その薄暗い中の光がとても印象的

最後まで絵を見終わったあと、どれが気に入ったか聞かれ、
その絵を特別に美しくさせる秘密を教えてもらった 私はラプンツェルを選びました(ΦωΦ)
それは、絵にスポットライトを当てる という、ただそれだけだったのですが

光を当てると 絵が3倍も4倍も美しく見える

本当に絵が輝いて見えた
ラプンツェルの、光の部分が、透明感のある光の輝きというか、まるで絵の内側から輝いているような 夜をイメージする青い光や、夕方の西日をイメージするオレンジの光等、色々な光を当ててみると それぞれがまったく違った色をだして、全然違った印象の絵になるのが本当に面白かった
泣きそうになるくらい綺麗でした


また、面白いのが、ディズニーの音楽が流れる中で本当に素敵な絵を見させてもらって、まるで夢の世界にいるような気分に浸れると思ったら、絵の合間合間に「分割でのお支払いもお気軽にご相談ください」という張り紙。さらに展示部屋の一角にある「契約所」の看板 絵の下に「分割支払いのサンプル」等、ヒュッと現実に引き戻される文字が散りばめられているところ。
ただの展示会ではなく、販売展示会なので、当たり前といえば当たり前なのですが笑


それにしても、「絵を買わせる」って本当にすごいと思うんですよね
多分皆、絵を見に来ているのであって、絵を買おう!と思ってくる人っていないと思うんです
それこそ多分衝動買いなんだと思うんですけど(本当にそれくらい、目の前で見る絵って迫力があるんですよね)
どれもこれも20万~100万くらいの絵を、「安い」と思わせる営業トークスキルは、天晴としか言い様がないです。

私、あとちょっとで15万のラプンツェルの絵買いそうになりましたもの

入口にあった絵に20万と書かれてあって、入るときは「絵に20万?すごい世界があるもんだ…」と思って入ったのですが、出て行くときに同じ絵と値段を見て「ん?20万?買えるじゃん」って思ってしまうあたり 人の金銭感覚って当てにならないなとおもいました


ああ、一つ一つのクオリティが本当に高くてすばらしい展示会でした
あのお兄さんの営業トーク、今後の仕事に活かせるでしょうか。笑