私が今がんばっているのは、卵巣胚細胞腫瘍の中の卵黄嚢腫瘍というものです

卵巣は、
1.腹膜から由来する表層上皮
2.ホルモンを産生する性索間質
3.卵子のもとになる卵細胞(胚細胞)
で構成しています。
ですから腫瘍の種類は大きく分けると3種類。
私がかかっているのは、その中の胚細胞腫瘍で、このなかにも、良性、境界悪性、悪性と分けられます。
さらに悪性にも、
1.未分化胚細胞腫
2.卵黄嚢腫瘍
3.未熟奇形腫
4.胎芽性癌
5.多胎芽腫
6.絨毛癌
7.悪性転化を伴う成熟嚢胞性奇形腫
8.混合型胚細胞腫瘍
1.未分化胚細胞腫
2.卵黄嚢腫瘍
3.未熟奇形腫
4.胎芽性癌
5.多胎芽腫
6.絨毛癌
7.悪性転化を伴う成熟嚢胞性奇形腫
8.混合型胚細胞腫瘍
あ~難しい!

で、何を言いたかったかというと、
卵巣の悪性腫瘍、つまり癌と呼ばれるものの90%ほどは、表層上皮から発生するもので、若い方も多くり患されていますが、40代以上の方がり患されることが多いです。
多くのがんも60代から患者数も多い思います。
では、胚細胞腫瘍は?というと、
良性、悪性に限らず、
10代~20代の若い女性に多く発生するそうです
卵巣癌の5%を満たない稀な癌です。
その中で卵黄嚢腫は悪性度の高い腫瘍群とされています。
また、この腫瘍が純粋なものなのか、混合のものかによっても予後が変わります。

卵巣癌の5%を満たない稀な癌です。
その中で卵黄嚢腫は悪性度の高い腫瘍群とされています。
また、この腫瘍が純粋なものなのか、混合のものかによっても予後が変わります。
ちなみに、良性だとよく卵巣のう腫と呼ばれていることが多いです。
若いのに癌?と珍しいかもしれません

20代っていう仕事もプライベートもがんばってって時に突然癌って言われてもえぇ~って

でも、かかるものはかかるようです
私は、この2年前に子宮頸がんが見つかってフォローアップで婦人科にかかっていました。
発覚する少し前は仕事が忙しくて、それを理由になかなか詳しい検査をしなかった。
もっと、真面目にやってれば…と思うのも時々あります。
でも、なるものはなる。仕方ない。
しかし、卵巣はサイレントキラーと言われるほど症状が乏しい臓器
気づいたときには進行がん、末期がんというケースが少なくありません。
早期発見がとても重要。
女性の方、セックスをしはじめたら、婦人科の定期検診を受けるようにしてください。
余談ですが、子宮頸がんはウィルス感染から起こるといわれています。
そのウィルスは自然界に当たり前にあるウィルスで、例えば皮膚に感染したならば、いぼを作るようなウィルスです。
しかし、セックスによって外から子宮頸部に付着し、例えば免疫が落ちているときだったり、何らかの要因があったとき、それががん化します。
すなわち、セックスをしたことのある女性は何が悪いとかなしに、みんなリスクがあります。
だから、若いから抵抗がある、婦人科自体に不安があるかと思いますが、若いからこそ、たくさんの未来が待っています。
大切なものを失わないように、守れるように、多くの人に検診を受けてほしいと思います。

私は、この2年前に子宮頸がんが見つかってフォローアップで婦人科にかかっていました。
発覚する少し前は仕事が忙しくて、それを理由になかなか詳しい検査をしなかった。
もっと、真面目にやってれば…と思うのも時々あります。
でも、なるものはなる。仕方ない。
しかし、卵巣はサイレントキラーと言われるほど症状が乏しい臓器

気づいたときには進行がん、末期がんというケースが少なくありません。
早期発見がとても重要。
女性の方、セックスをしはじめたら、婦人科の定期検診を受けるようにしてください。
余談ですが、子宮頸がんはウィルス感染から起こるといわれています。
そのウィルスは自然界に当たり前にあるウィルスで、例えば皮膚に感染したならば、いぼを作るようなウィルスです。
しかし、セックスによって外から子宮頸部に付着し、例えば免疫が落ちているときだったり、何らかの要因があったとき、それががん化します。
すなわち、セックスをしたことのある女性は何が悪いとかなしに、みんなリスクがあります。
だから、若いから抵抗がある、婦人科自体に不安があるかと思いますが、若いからこそ、たくさんの未来が待っています。
大切なものを失わないように、守れるように、多くの人に検診を受けてほしいと思います。
そして、病気と聞くと、治るの?となります。
治療の効果は人それぞれですが、胚細胞腫瘍は卵巣がんの中、また、がんの中でも抗がん剤が劇的に効くと言われています
その奏功率はBEP療法という、胚細胞腫瘍で標準治療となっているもので、無病生存率が96%と非常に高値です。

その奏功率はBEP療法という、胚細胞腫瘍で標準治療となっているもので、無病生存率が96%と非常に高値です。
それぞれの癌はその広がり具合によって1~4の病期、ステージというものがあって、これによって今後の治療や予後が変わります。
私は腫瘍は右卵巣だけで左卵巣、子宮はきれいな状態

ですが、大網、腹膜にも腫瘍が広がっていて、腹膜の4cm大の腫瘍は手術では取ることができません

ということで、ステージ3c

一般にステージ3以上は進行がんと言われています

しかし、抗がん剤に十分の期待ができるので、将来の妊娠の可能性を残してもらいました
病理検査の結果、卵黄嚢腫の純粋型です。
腫瘍にはそれぞれ腫瘍マーカーといって、腫瘍に反応するものがあります。
これは、腫瘍の種類によって異なりますが、卵黄嚢腫にはAFPというものが特異的に反応します
私は治療前AFP 14000
ここからスタートです

病理検査の結果、卵黄嚢腫の純粋型です。
腫瘍にはそれぞれ腫瘍マーカーといって、腫瘍に反応するものがあります。
これは、腫瘍の種類によって異なりますが、卵黄嚢腫にはAFPというものが特異的に反応します

私は治療前AFP 14000
ここからスタートです

最後に私が参考にしたサイト
・国際医学情報センター
(病期、治療法などについて)
・がん診療ガイドライン
(腫瘍の性質について。少し難しいですが、詳しいです。)
・抗がん剤治療(BEP療法)についてはソースが少ないですが、精巣腫瘍も同じ抗がん剤を使うことがあり、そちらで検索しても情報を得られたりしました。
詳しい治療のことはまた今度☆