先生の始めますの合図で妙に緊張感が漂う。
私はなるべくお腹に集中しないように
オペ看さんとたわいもない会話をしようと
話題を考えるがなかなか見つからず、
オペ看さんもなんか話さなきゃ！と思ってる感じ
だけど、何話そうか、と迷ってそう。笑
そんななか、子宮内をゴニョゴニョいじられ
引っ張られ、身体が少し動く感じが伝わる
「うゔー
」と唸ってると
」と唸ってるとついに思いついたのかオペ看さんが
「今何食べたいですか！？」
ええー！下手くそか！！！笑
私だったらもっと上手いこと思いつくぞ！笑
でも、真剣に考えて、
「ビクドンのポテサラパケットディッシュですね
」と答える。
」と答える。そしたら真後ろにいた麻酔科の先生(おばさん先生)が大笑い！！
そんなこんなを話してると、手術スタートから
10分たたないくらいで、
お腹の方から
「頭出るよー、最後押すよー」
そしてかなり押されて
「ぐふぇ
」と声が出ると同時に
」と声が出ると同時に「ふんぎゃーふんぎゃーふんぎゃー！！」
お腹の方から血まみれの赤子がひょっこりはん！
泣いて良かったなぁ、、、とホッとすると
一気に涙が出てきた
周りにいた看護師さんも麻酔科の先生も
おめでとうと何回も言ってくれて
泣いて良かったね、と。
二、三分経ったら頭元に赤ちゃん連れてきてもらえて、顔とか手とか触らせてもらえた！
まず思ったのが、ふんぎゃーふんぎゃー
泣いてるけど、めっちゃ二重！！
私はうっすい二重で、旦那はくっきり二重で、
息子は一重のような奥二重。
女の子だから二重で良かったねーと、思った。笑
そして、握った手がめっちゃキレイ！！
私の手は男みたいにごついし、爪も丸くて
決して指輪も、マニキュアも似合うような
手じゃないんだけど、
赤子は違った。
爪がキレイな形でシュッ！としてた
そんなことを思っていると
「赤ちゃん連れて行きますねー」
と行ってしまった。
そのあと、薬でやや眠くなって、
気付いた時にはもう子宮の処置も終わる頃。
(緊急帝王切開だったため、朝ごはんがっつり食べてたから、完全に眠るのは、嘔吐の危険があって出来ないと事前に説明受けていました)
先生がもう終わるからねーと言って、
2、3分で終わった。
はぁ、、、、終わった、、、、
無事産まれた、、、、
ストレッチャーに乗せられて、
オペ室出たら、
前室で少し待機。
そこで、麻酔科の先生が
ポテサラパケットディッシュには笑ったわ〜！
最近で一番のエピソードだわー！
と言ってくれた
そしたら、先生が
「僕は300gガッツリと食べたいですねぇ」
とノッてきてくれた！笑
執刀した先生は、主治医ではなくて
ほぼ初めてだったのですが
とても物腰柔らかく話しやすい先生でした
そして、前室を出たら、
旦那とお母さんがいた！
旦那は息子の時と今回たぶん第一声がおなじだった。
「がんばったね」と一言。
口下手で気の利く言葉とか
全く言えない人だけど、
その一言でスーっと涙が出た。
そして部屋へ帰室。
そして部屋に戻ってきてからが
地獄の始まりだった
続きます