主人が会社を辞めまして

主人が会社を辞めまして

ダンナと私の求職日記

Amebaでブログを始めよう!

今月23日、ダンナの会社から最後の給与が渡され、

26日、保険証と年金の切り替えを済ませ、

27日、ハローワークで求職と失業保険の手続き。

30日、財形貯蓄を解約、定期預金に移す。


――というわけで、今年45歳のダンナは、晴れて(?)自由の身になりました。

休みに入ってからというもの、趣味のドイツ語やカントの勉強に一日中どっぷり浸かって幸せそうです。


一方、私はといえば、ここへ来てそろそろライター仕事が年末モードに入り始め、作家業では先日入稿した短編のゲラが届いたり、新規の仕事を取るための原稿書きを始めなきゃならなかったり、さらに12日は講師の仕事も一本入っているので、かなり忙しい日々を過ごしています。


今朝、朝食のテーブルで、

「もう10月も終わりだねえ。早いねえ」

と、私が言おうとしたとたん、ダンナがふと顔を上げ、


「何か最近、一日が長いねえ。今日まだ10月だよ。信じらんない」


……。

…………。

(^^ゞ


どうやら一緒に暮らしていても、時間の感覚は全然違うようです……。

ふと思いついて数えてみたら、今日でちょうどひと月めだった。

ダンナがずっと家にいるようになってからの日数だ。


次の仕事についたとき、朝起きるのがつらくならないようにと、今も私は6時半起き、ダンナは7時起きを続けている。

8時くらいに朝食を済ませ、その後はキッチンの丸テーブルをはさんで私は仕事、ダンナは勉強タイムだ。

私は日によってライター仕事のときもあれば、作家仕事のときもあり、スクーリングの日が近づけば、講師としてカリキュラムを組むこともある。

ダンナの勉強は、もっぱら趣味のドイツ語かカント、毎週土曜に通っているキャリアコンサルタントスクールの復習だ。


こんなことをしていると、小学校のころ、友達の家で一緒に勉強したことを思い出す。

「みんなで勉強しようよ」

なんて言って集まっても、たいがいは勉強よりおしゃべりのほうが多かったっけ……。


そうなのだ。

夫婦とはいえ、それぞれのバイオリズムが異なる以上、向き合ってそれぞれの仕事をしていても、必ずどっちかが先に飽きる。

より正確に言うなら、長時間のデスクワークにまだ慣れていないダンナのほうが先に飽きる。

「ねえ、今日の昼ご飯何にする?」


私は昔から朝食はきちんととるが、ダンナは朝食抜きのヒトである。

私は朝はトーストとミルクティ、ヨーグルトを食べるが、ダンナはミルクティを2杯だけ。

先に空腹になるのも無理はない。


――と、理屈の上ではわかっていても。


せっかくペースに乗りかけた作業を中断し、昼食の支度をするのは正直つらい。

しかしなー、ダンナに料理をやらせると、余計にこっちの仕事が増えるしなー。むー。

味噌汁に入れる大根をきざみながら、ふと思った。


あー、こういうイライラって、ふつう、同棲してる恋人同士が感じるのかも。


私たちは恋愛結婚だが、お互い自宅だったので、結婚するまで同棲の経験はない。

結婚当時は二人とも会社勤めだったから、こんなにべったり一緒にいるのは初めての経験なのだ。


いや、同棲してる若者だって、バイトだ何だで忙しくて、こんなに一緒にはいないかな?

そういう意味では、むしろ、リタイヤした老夫婦に近いかも(笑)


バイトだ何だと駆け回る体力があるほど若くなく、

さりとて、

リタイヤしている両親の世代ほど経済的に余裕もない。

なのに、

すべてを達観できるほどには老いてない。


なんだか妙~に中途半端な『中年同棲』の私たちであった。

バタバタしているうちに、だいぶ日記の間が空いてしまいました。

その間に何があったかというと――、



ダンナの退職日がズレました。



当初、9月いっぱいで退職予定だったのが、10月20日づけで退職、ということに。

理由は有休消化のためです。


ある程度の規模の企業に勤めた経験のある方には「何だそりゃ!?」な話ですが、ダンナの退職が決まった後で、まだ有休がごっそり残っていたことが判明したのでした。

最初はその有休を会社が買い取る形で、お金で支払うみたいな話だったのですが、会社側でいろいろ調べたところ、「それはできない」ということになり、有休を消化しきるまで会社にいる、ということに。


ダンナの会社は退職金がありません。

なので、全額ではないにしろ、もうひと月分余計にお給料が出る、というのは素直に嬉しいです。


が、

「来月からはいよいよハローワークだ! 本格的に求職活動を始めるぞー!」

と、夫婦揃って緊張していたのが、何となく肩すかしというかダレたというか、そこんとこはちょっと困ったなぁと思っています。


それにしても、ダンナの印刷業界といい、私の出版業界といい、昨今はいい話を聞くことが少なくなりました。

ライターは原稿用紙一枚あたりの金額が、数年前に比較するとかなりダンピングされているそうですし、書籍も初版部数が絞られています。


逆風の中、いかにピンチをチャンスに変えていくか、今後の課題だなあと思っています。