創価の組織には年齢・階層別のタテの部分と、地域によるヨコの部分があります。
他にも別掲しますが、組織横断型の人材グループというのも存在しています。

今回はヨコの組織です。

基本的に行政区単位で分かれています。
ただ、最近は会員数の減少もあってか複数の行政区をひとまとめにすることがあるようです。

大きな単位から順に書き出してみます。


<全国>
全国すべての組織を掌握する大きな組織です。
年齢・階層別組織の代表を全国幹部と言っています。
基本、本部職員で職業宗教家といえる人たちでしょう。

壮年部:会長
婦人部:全国婦人部長
青年部:全国青年部長
男子部:全国男子部長
女子部:全国女子部長

壮年部の長が全体の統括をしている、と私は考えてます。


<方面>
全国を地方で区分したものを方面といいます。
関東とか、関西とか、中国、四国、九州といった分類になります。

壮年部:〇〇長(殆どの場合、副会長がこの職につきます。)
婦人部:〇〇婦人部長
青年部:〇〇青年部長
男子部:〇〇男子部長
女子部:〇〇女子部長

※〇〇には方面の名前が入ります。

ここでも壮年部の長が方面全体の統括をしている、で良いと思います。


<県>
方面の下部組織単位です。
基本的には行政区である都道府県単位に分かれていますが、会員数の多い(人口比ではなくて実数)都道府県の場合、運営をしやすくするために分割することがあります。
※ここでは分かりやすくするために「分県」とさせていただきます。(本来この語はないと思います)

行政区である都道府県のうち、「分県」があるものを「総〇〇」といいます。

壮年部:〇〇県長(殆どの場合、副会長がこの職につきます。)
婦人部:〇〇県婦人部長
青年部:〇〇県青年部長
男子部:〇〇県男子部長
女子部:〇〇県女子部長

総〇〇の場合は役職名のところに「〇〇総県長」となったりします。
県あたりから略称が出てきます。(特に青年部)
ケンセイ=県青年部長
ケンダン=県男子部長
ケンジョ=県女子部長

県あたりから創価学会職員ではない一般社会人が幹部だったりします。
仕事との両立が大変になっていきますよね。。。

あと、「分県」のネーミングですが、第一〇〇、第二〇〇といった連番だったり、地方だと会長名をいれたりしています。(今はわかりません)
〇〇牧口県とか〇〇戸田県、〇〇池田県などという、今考えると悪趣味なネーミングも目にしたことがあります。

県庁が所在している市に中心会館が設けてあります。


<圏>
圏と書いてゾーンと読みます。
主に市単位です。
周辺の郡部もあわせている場合もあります。
市の名称+圏という呼び方が一般的です。(他の呼び方は記憶にないですね・・・)

壮年部:〇〇圏長
婦人部:〇〇圏婦人部長
青年部:〇〇圏青年部長
男子部:〇〇圏男子部長
女子部:〇〇圏女子部長

青年部の略称はこんな感じ。
ゾーンセイ=県青年部長
ゾーンダン=県男子部長
ゾーンジョ=県女子部長

圏の幹部はみんな一般社会人です。
ここらから支部の幹部あたりまでがいろいろキッツイ役職ですね。


<本部>
圏を更に区域ごとに分けたのが本部です。
なんとなくですが、中学校の学区が単位なのかなと思ったりもします。
私がいた本部では中学校の学区3つ分が1本部でした。
明確な指針が無いのですが、会員人口と学区ではないかと思います。

壮年部:〇〇本部長
婦人部:〇〇本部婦人部長
青年部:〇〇本部青年部長※いたりいなかったりです。いない場合の方が多いかも。
男子部:〇〇本部男子部長
女子部:〇〇本部女子部長

本部からは圏までの青年部の略称とは違ってきますね。
みーんなひっくるめて本部長って呼んでました。


<支部>
町内会単位だと思います。
住所表記の、
〇〇県〇〇市★★町☆☆ △番地◇◇
★★の部分が支部の単位のことが多いですね。

壮年部:〇〇支部長
婦人部:〇〇支部婦人部長
青年部:〇〇支部青年部長※居るほうが珍しいです。ほとんどの支部では存在しない役職でしょう。
男子部:〇〇支部男子部長
女子部:〇〇支部女子部長

青年部はまとめて「部長」でした。
私は部長までやりました。
たぶん、この役職が一番キツイと思います。
社会的地位も不安定だし、若い人は20代前半からやらされます。
上のノルマを忠実にこなさないと指導と称して夜中に呼び出されたりします。
今考えるとよく生きてたなと思います。
欝になったり自殺する人が多い層だと思います。


<地区>
地区になると基準は曖昧です。が、ここでも一般的な住所表記が単位になっているようです。
〇〇県〇〇市★★町☆☆ △番地◇◇
☆☆の部分ですね。
地区名は、いろいろ有りました。
「栄光」とか「勝利」とか、地域名に全く関係無い名前などがあり、どこらへんの地域なのかさパリわからないことも有りました。

創価学会が付けるオリジナルの名称って、なんだかなぁっていうのが多かったです。

壮年部:〇〇地区部長
婦人部:〇〇地区婦人部長(私が居るときは地区担当員でした)
男子部:〇〇男子部地区リーダー
女子部:〇〇女子部地区リーダー

地区リーダーが最前線の活動家です。
いわゆる役職持ちだけど一番気楽なのがココら辺です。
地区や支部の会合では一定の発言権があり、駆け出し活動家だから丁寧に扱ってもらえるし、気分的に乗せられやすい役職でした。
次の役職(部長)が地獄であるということも知らずに伸び伸びやってましたね・・・・。


<ブロック>
ココからは単位の呼び方が変わります。
基準も曖昧だし、役職もあってないようなものです。
お隣さん数軒とか、団地1棟とか、そんなカンジで分かりやすい区分です。


壮年部:〇〇ブロック長
婦人部:〇〇ブロック担当員
男子部:〇〇班長
女子部:〇〇班長

略称は、
ビーチョウ(B長)=ブロック長
ビータン(B担)=ブロック担当員

こんな感じですね。
もう、全てが曖昧です。

ペタしてね