青木琴美のマンガ | Luna's blog

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『僕は妹に恋をする』



『僕の初恋をキミに捧ぐ』


この二つです。
「この後はどうなったか読者にまかせます」の終わり方なので。


『僕妹』なんか、双子の兄弟なんだから籍を入れる事は出来ないし、子供も厳しい。
二人が再会した後、また離れてしまう事はあるわけで、二人が再会した後どうなったかをきちんと知りたいです。
ドロドロの展開になるのは間違いないから(・∀・)ニヤニヤ


双子があそこまで熱烈に愛し合うのは現実的に考えたらありえないけど、カルマの法則に当てはめると可能性はゼロではないんだよね。
二人は、母親が同じ日に二人の男性と関係を持ったから出来た罪の子。
しかも結婚式当日だから罪はかなり重い。
二人はその深い業を背負って生まれた。
だから、二人は愛し合うというおかしな関係になってしまった。
母親はそんな二人を見て苦しむけど、因果応報なんだから苦しむ事になるのは当然。

ま、作者はカルマの法則を元に設定を決めたわけでないでしょう。
少女マンガだろうが売れれば過激な性描写OKな、暴走を続けている編集部が絡んだ上での設定だろうし。
ちなみに、カルマ解消するとしたら二人はくっついたらダメ。
ただの兄弟になって、極力会わない様にしてお互い別々の人生を歩まないといけません。


『僕キミ』は結局主人公はどうなったか描かれていないので、生きているか亡くなったかで意見が分かれているけど、亡くなったと思います。
1巻からの主人公の語りを読むと分かります。
後々、手術が成功して無事に成人出来た人の言い方ではない。
あの語りが手術する直前の心情というのなら、主人公は自分が100%死ぬと思って完全にあきらめているという事になるけど、そうではなかったよね?
ラスト4ページは黒枠だったから、手術中に見た夢とかでしょう。


この二つは話題のマンガという事で読んだけど、感動のさせ方は話題の携帯小説と似たような感じだと思いました。
「不幸」「悲しい」「辛い」出来事を作中にちりばめたらいい・・みたいな。
二作品とも「とにかくくっついていないと気がすまない」自己中な主人公とヒロイン。
だから、余計に話にドラマ性が出る。
掲載誌が『Sho-Comi』だから余計に色々とツッコミ所もあって、特に『僕キミ』は主人公が20歳までは生きられない心臓病なのに、親が全寮制の学校に通うのを許しているのはおかしい。
まぁ、『僕妹』の方が「マンガだから」ではすまされないのが多いけどね。
書くと長くなるので省略w


そもそも『Sho-Comi』『Cheese!』の様に主体となっている小学館の少女マンガ雑誌自体が、以前から過激な性描写が多くで話がお粗末なマンガがいくつもあるとかおかしさが暴走しているから、ストーリーに矛盾点があってもとにかく売れそうだったらOKが出るとしか思っていないです。
新條まゆ刑部真芯がいい例。
今年、新條まゆは小学館ともめて「Hなマンガはもう描きたくなかった」で辞めた後、集英社で路線変更しているけどね。


カルマの法則と言えば、刑部真芯の『禁断』の主人公達は『囚』の主人公達からの因縁背負っているよね。
男は幼い少女を性玩具にするドSの鬼畜。
葛藤しながらもそれに従うだけの少女。
少女がドMだから関係がなりたつわけで、普通なら幼い時から性玩具にされ続けたらひどいトラウマになりますよ。
新條まゆのマンガにもひどいのがあるけど、『禁断』シリーズに描かれている行為はただの性犯罪。
こういう内容のマンガを連載にする編集部はおかしいとしか思えない。
『囚』にハマった人はラストは感動的に見えるのだろうけど、わたしは「子孫達に同じ因縁が引き継がれている」としか思いませんでした。





色々きつい事を書いたけど、青木琴美のマンガは同掲載誌のH描写だらけで肝心の話と絵の描写がお粗末すぎるマンガと、流行の携帯小説と比べたら話と描写はマシだと思います。
ちなみに、ちょっと気になったからアマゾンで新條まゆと刑部真芯のマンガと『僕妹』のレビューを見たら批判だらけ。
書かれている事には同感。正論だと思う。

『ちゃお』は低年齢向けだし『Sho-Comi』とかがこんな感じだから、小学館が路線変更しない限り少女マンガ雑誌からは高レベルのマンガが出て来るのは難しい気がします。