イスラム国の報道に限らないが、日本のマスコミが伝える海外情勢は、アメリカ視点のコピー版がどうしても基本になっていると思う。
日本のマスコミも海外には報道人員を派遣はしていると思うが、海外メディアを参考にしたり、AP通信のようなニュース配信を利用すれば、結果的にアメリカ視点が強まってしますのは仕方がないと思う。
(別に、日本に限らないことではないような気がする、、アメリカはとても特殊な国で、アメリカ以外の国がとらえる世界情勢は、多かれ少なかれ、アメリカ視点で情報が伝わってきていると思う。)
で、そもそもイスラム国のような勢力が伸張した下地ができたのは、どうしてだろう?と思う。
アフガニスタンのタリバンも似たような図式だと思うが、イスラム国が伸張できた背景の一つに、「国家として破綻状態」があると思う。
その結果
イスラム国の台頭に対して、軍事的に対応できない。
政府軍が極端に弱いだけの話。弱い組織ともっと弱い組織の戦い。中田考氏
また、社会がムチャクチャな状態である時には、極端に恐怖的な統治が必要という事情もあると思う。
中国を見ても、建国時は日中戦争で国土が荒廃していて共産主義(これって宗教みたいなものだ)により統治されていたけれど、社会が安定するにつれて、経済については市場経済に移行して自由度が高まっている。
で、現在のイラクのような状態を作ったのは、どういう経過があってか?
ブッシュ元大統領が、核兵器がある!化学兵器がある!と主張してイラクに侵攻した結果だ。
(大量破壊兵器は、結局見つからなかった。)
フセインを処刑して無政府状態となったイラクに、アメリカが考えるような(都合の良い)欧米流の”民主”国家を樹立しようとしてきたが、アメリカが駐留軍を撤退させた途端、この始末。
イスラム国の残虐性を非難するのももっともだが、その要因を作ったのはアメリカであり、それを棚にあげての報道は、「アメリカ視点」だな、と思う。
追記
そもそも中東地域の国境線自体、欧米植民地時代の遺産かな、、
追記2
イスラエルにとって、近隣にまともに機能するアラブ国家が出現するのは嫌なのだろうが、フセインをつぶした結果、よりあからさまにイスラエルの滅亡を主張する勢力が出現したことは、悪いニュースだろう。。
イスラム国の地図(計画)
追記 10/19
淸谷さんのブログとなんだか内容が結果的に似ていた。。