おはようございます、澤村月歩です。








{F387FD4C-5687-42D8-9104-E8331A423117}



 

 

私は子どもたちとゲームをするときは、いつでも真剣勝負です。

 

 


 

負けると、子どもたちは悔しがります。そこで時々私にこういうのです。

 

 


 

「先生、大人気ない。」

 

 

 


家では負けてもらってるんですね。

 


 

 

そういう子の家の中では、子どもにムキになって勝つことは「大人気ないこと」で、「負けてあげる」ことが大人の美徳なのでしょう。

 

 


 

でも私はそうは思いません。家でも、外でも負けることを経験することはとても大切なことだと思っています。

 

 


 

富永雄輔著の『東大生を育てる親は家の中で何をしているか?』という本の中に『東大生は無類の勝負好き』ということが書いてあって面白く拝読しました。

 

 


 

【負けた経験、負けを勝ちに変えた成功体験のない子は、負けは嫌なことであり、ネガティヴなもの、負けてもリカバリーできるというイメージがもてない、だから負けることがますます怖くなり勝負をしなくなってしまう。これでは自信などつかない、

 

 

 


どうやったら勝てるか考える

                 ↓

負ける

                  ↓

別の手段を考える

                  ↓

勝つ

                  ↓

自信がつく                                           】

 

『東大生を育てる親は家の中で何をしているか?』より

 

 

 



 

勝負することが面白くないと、友達と遊んでても楽しくないですよ。

 

 



 

こどもの世界では(特に男の子は)競争だらけです。

 

 



 

どんなに大人が競争させまいとしても、子どもたちは競い合って成長していくのです。

 

 



 

それは、自分たちで好きでしているのです。

 

 



 

いつもかけっこで負けたって、違うことで勝ったらいいのです。

 

 



 

負けるのが嫌で逃げてばっかりだと 自信をなくすのです。

 

 



 

逃げてばかりいると、堂々と友達と渡り合えなくなるのです。おどおどしてきます。

 

 



 

おどおどすると、だんだん友達からバカにされたり、ぞんざいにあつかわれます。

 

 



 

負けたら、何か違う方法や、違う場所で勝つことを考えるのです。

 

 



 

大事な場面で困難に向き合える子、困難を乗り越えられる子にする為に、ばかばかしいような小さな勝負も勝とうと一生懸命向き合うことが とても大事だと思います。

 

 



 

逃げるくせなど つけない方がいいのです。

 

 



 

勝負することの面白さをわからすために、ワザと負けてあげるのは そろそろやめてみませんか?