こんにちは、澤村月歩です。

 

 



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今日が児童クラブ最後の日でした。

 

 

 


この1年、ほんとにいろんなことがあって 色々な変化がありました。

 

 



でも今日1番はなんだろうかと 考えたら5年生の子達の成長ぶりが 1番大きな変化だったと思えます。

 

 



 


1年前にこの子達が こんな風に変わるなんて 誰が予想出来たでしょう。

 

 



 

1人の女の子は 人と絡まず、特定の仲良しの子以外とは口も聞きませんでした。男勝りで口も悪く 人の好き嫌いもハッキリしていて、嫌いな人とは話しをしません。挨拶も嫌いな人にされても無視です。年下の子の面倒もみません。静かに本を読むのが好きなので、うるさくする子には、怒鳴ります。とっつきにくいので 年下の子には好かれてなかったし、先生達にも扱いにくい子と認識されていました。

 

 

 




 

・・・・そんな子だったのですが、今年の1年生に懐かれて、面倒を見ているうちに変わったんです。もう まるで別人のように。

 

 





 

誰かに必要とされて、認められて、頼られると 変わるんです。

 



 

 


 

今では1人で本を読んでいるところなど めったに見なくなりました。

 

 

 




 

前はいつも不機嫌そうな顔をしていたけど、今はいつもニコニコしています。

 

 






 

居場所ができると 顔もかわるんですね。

 

 

 





 

また、1人の男の子は、上の学年の子に使いっ走りにされている感じでした。

 

  





 

中心の子達が 楽しそうに遊んでいても 自分からなかなか 「よして」って言えずに 遠くから見ていました。諦める癖がついていて、直ぐに「いいわ」って 言ってました。

 

 






 

大抵この子も1人で本を読んでいて、似たような感じの子と遊ぶことはあったけど、時々 すごく激しい殴り合いのケンカをして 先生に叱られていました。

 

 





 

・・・・この子は、上の学年がみんな辞めてしまうと、メキメキと変わり始めて、元来のこの子自身が持つ正義感からか、自分がやらなければ!と中心になって 声を張って くれだしました。

 

 





 

最初はみんな戸惑っていました。彼に反発する子もいました。でも彼はやり続けたんです。

 

 

 




 

今は 誰がなんと言おうと彼がリーダーです。間違いありません。

 

 





 

泣き虫で いじけて 隅っこで本を読んでいた いじめられっ子だったとは 全く想像つきません。

 

 

 



 

この子達をみていると どんなきっかけで どんな風に変わるかなんて 誰にもわからないし 子どもなんてこれから 何度もこういう転機が訪れるんだろうな〜って 思ってしまいます。

 

 

 



 

大人だってそう。いつ、どんなことがきっかけで変わるかなんて 誰も予想出来ないです。

 

 



 

 

自分でもわからない。

 

 



 

この子達は変わろうと思って変わったわけではないんです。

 

 



 

 

いつの間にか、変わっていた。

 

   



 

 

変わりたいと思ったら、もっと早く変われます。思ったように変われるはずです。

 

 



 

 

子ども達は 何度も変わる。

 

 



 

 

だから、自分の子を決めつけないで、柔軟な目で見てください。

 

 

 



 

いいように変わる時もあれば 悪いように変わる時もある。

 



 

 

 

何度も変わるんです。心配しなくて大丈夫ですよ。

 

 




 

お母さんが あなたはこういう子、こうあるべきなの!って言ってしまったら、子どもはその通りにやらないといけなくなります。

 

  




 

それは 子どもがかわいそうです。

 




 

 

自由にやらせてあげてください。

 

 





 

お母さんの理想は 胸の中にしまっていて下さい。

 

 





 

決めつけないで下さいね。決めつけると こんなはずじゃなかったって 苦しむのは 、お母さんだけじゃなくて、子どももなんですよ。

 

 




 

 

子どもが楽しそうで のびのびやっていたら きっと正解ですよ。

 

 




 

変わるべくして 変わったのです。