こんにちは、澤村月歩です。

 




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児童クラブの先生をするようになって 待つことの大切さを感じています。

 

 

 

 

 

私は自分の子育ての時は つい先回りしてしまって、私の意見や気持ち、なんだったら 子どもの気持ちやお友達の気持ちまで 子どもに説明してしまうこともありました。

 

 

 

 

 

例えば、

 

 

 

 

 

 

「○○ちゃんは、こういう気持ちだったんじゃないの?だからあなたは こんな気持ちになったんだよね? ママは こんな風にした方がいいと思うよ。そう思わない?」

 

 

 

 

 

みたいな感じです。

 

 

 

 

 

 

これ言っちゃうと、子どもは考えなくなってしまうし、

 

 

 

 

 

 

「うん、そう思う。」

 

 

 

 

 

 

って答えしか正解ないですよね。今思っても、ゴメンねって思います。

 

 

 

 

 

 

押しつけてましたね〜。

 

 

 

 

 

 

「どうしたの?」

 

 

 

 

 

 

「何か嫌なことあったの?」

 

 

 

 

 

 

ここから ひたすら話すまで待たないと 結局子ども自身の中で解決していかないんですよね。

 

 

 

 

 

 

「ゆっくりでいいよ、話したくなるまで待つよ。」

 

 

 

 

 

 

「理由なくて、こんな風にならないよね。」

 

 

 

 

 

 

「理由いってごらん?」

 

 

 

 

 

 

この繰り返しです。

 

 

 

 

 

 

でも、やっとの思いで理由が言えた時から、子どもの心の中のわだかまりが解けていくのです。

 

 

 

 

 

自分の本心を話すことは とても勇気のいることなんです。

 

 

 

 

 

話すと決めた瞬間から涙を流します。心の奥に隠してた本心が言えると涙が出るのです。

 

 

 

 

 

手が 本当のことを話した時、自分を怒らないか、バカにしないか、信用してくれるのか、助けてくれるのか、黙って ず〜っと考えています。

 

 

 

 

 

 

子どもに 推し量られているのです。

 

 

 

 

 

 

よし、話してみようと思われたなら、子どもに信頼されたということです。

 

 

 

 

 

 

その信頼を裏切らないために、誠心誠意答えないといけません。

 

 

 

 

 

 

でないと、もう2度と本心を話してくれません。

 

 

 

 

 

 

または、信頼を通り戻すのに、長い時間がかかるのです。

 

 

 

 

 

 

10分以上待つこともあります。

 

 

 

 

 

 

黙ってても、心の中のは目まぐるしく変化しています。目を見ていないと心の変化を見逃してしまいます。

 

 

 

 

 

心を開いてくれた瞬間というのは わかるもので、とても嬉しいし、ホッとします。

 

 

 

 

 

話せたら、子どもの心は軽くなるんです。

 

 

 

 

 

お家でも、忙しいとつい先回りして 子どもの気持ちや 状況などを、口走ってしまいそうになると思いますが、そこをグッと我慢して、子どもが話すのを待ってくださいね、

 

 

 

 

 

起承転結もないし、オチもないし、同じ話を何度もしても、聞いてあげて下さいね。

 

 

 

 

 

でないと、本当に大切なことを 話せなくなってしまいます。

 

 

 




 

子どもとも 日々信頼関係を作っていくのです。

 





 

 

親子でも信頼関係をそうやって作っていけば、思春期も乗り越えられますよ。