こんにちは、澤村月歩です。
月曜日は子ども達はお疲れ気味です。
週末家族と楽しい時間をたくさん過ごした子。
さみしかった子。辛いことがあった子。
旅行に行った子。
買い物に行って好きなものを買ってもらった子。
様々な体験をして児童クラブに帰ってきます。
この日は1年生の女の子2人が私に言いました。
Aちゃん
「あんなぁ、生きてて楽しくないねん。もう死にたいねん。」
Bちゃん
「生きづらいねん。死んだほうがええねん。」
私
「なんで?これから楽しいこといっぱいあるよ。」
「だって、友達あんまりおらんし、ねぇねが中学入っても楽しくないって言ってたし。」
「大人になっても、楽しいことなんかないって言ってた。」
「だから大人になりたくない、子どものままでいいねん。」
・・・・・・
AちゃんもBちゃんも、少し個性的な子であることは間違いないんです。
なぜ簡単に「死にたい」という言葉が小学1年生の口からでてくるのか、、、
お母さんもお父さんも我が子が簡単に死にたいと口走っているとは夢にも思ってないでしょう。
もちろん2人とも本当の死にたいの意味も死ぬことの意味も知らないでしょう。
「死」という言葉があまりにも安易に簡単に使われていることは、子ども達にこんなに影響を及ぼすのです。
ケンカしたらすぐに相手に「死ね」と言います。
その都度、厳しく注意していますが、そんな現実がじわじわと子どもを蝕むんだと思います。
なぜ1年生で未来に希望が持てないなんて言うんでしょう。
実は、私に死にたいと言った子はもう一人、7歳の小学2年生の男の子もいるんです。
その子のことはまたいつか書くかもしれません。
どうか、お母さん、お父さんたちにお願いします。
どんなに生きているのが辛くても、
子ども達の前で、「死にたい」などの人生を悲観し、絶望するような言葉を言わないでください。
お母さん、お父さんが人生に絶望しないでください。
人生を楽しみ、慈しみ、家族を、人を世の中を愛してください。
毎日笑って下さい。
お母さんが楽しんで笑っていれば、子どもは幸せな気持ちになるんです。
忙しくても、子どもと向き合っていろんな話を聞いてあげてください。
慰めて、大丈夫だよと、励まして抱きしめてください。
家での家族の在り方、言葉のかけ方が、子どもを作っていくのです。
何気ない会話でも、世の中を批判せず、子どもに夢を語って下さい。
「死にたい」なんて、6歳や7歳の子が、そうそう言わないんですよ。
言うってことは、やはり特別な出来事があったんです。
せめて子ども時代はのんびり幸せに過ごさせてあげたい。
あの子たちをみて、そう思わずにいられません。