こんにちは、澤村月歩です。
今回のコウノドリ、もし録画しててまだ見てない方はスルーして下さいね。
もう、途中から号泣でしたね~、、、思い出しても泣ける、、
切迫早産で入院していたお母さんの赤ちゃんが突然心拍停止してしまいお腹の中で亡くなった赤ちゃんを出産するのです。
そして亡くなって産まれた赤ちゃんとママとパパがで1日病院で一緒に過ごし、沐浴させたり抱っこしたり精一杯の思い出づくりを病院のスタッフが心を込めてお手伝いするのです。
私の兄も死産だったんです。
その当時の話を母から繰り返し繰り返し聞いて育ったので、
見ながら母と会えなかった兄のことを思って涙が止まりませんでした。
兄の場合は出産の途中で亡くなってしまったのでテレビとは少し違うのですが
約50年前のことなので、産婦人科の状況はテレビと全く違い
母は出産後、個室にも移してもらえず、大部屋で普通に出産した妊婦さんと同じ部屋にいたそうです。
産まれてきて泣かなかった兄はすぐに別室に移され、母には亡くなったことは明かされなかったのです。
何か問題があったことは分かっていたけど、亡くなったと知らない母は大部屋で1日赤ちゃんと対面できることを心待ちにしていたのですが、看護婦さんや、祖母や父の様子があまりにもおかしくて父に問い詰めると、やっと亡くなったことを知らされたそうです。
そして、その時には兄の遺体は荼毘にふされ、対面することもかなわなかったそうです。
父だけが兄に会ったのですが、その時のことは父も語らず亡くなってしまいました。
兄が亡くなったことを知って、いたたまれななってすぐに退院したことをまるで昨日のことのように話しながらいつも泣いていました。
だから私は自分が出産するとき、死産がいつも頭の中にちらついていました。
とにかく、生きて産まれてきて欲しい、そのことだけが願いでした。
あれから50年たっても、母は兄のことを思うと自分を責めます。
母親というのは、いつも子どもに何かあると自分を責めてしまうのですね。
お母さんのせいじゃないよ、、、