◆なぁ。今ちょっと思ったん
だけどよぉ。おまえらいっそ
のこともうゼーンブバラしち
まったらどうだ◆

◎ショウヤクンの話を聞いて
ましたか⁉オーナー◎

◆聞いてたぞ。ちゃんと◆

◎だったらわかるはずですよ
ね◎

◆あー。わかるぞ。けどな
どうせいつかはバレるんだ
だったら自分達からバラし
た方がいいとオレは思った
んだよ◆

◇うん。だね。僕も竜夜に
賛成かな◇

◎そんなカズミサンまで◎

★そうですよ!カズミ先輩
で、なんでそんなこと言う
ですか、もしあの事件の
ことが世間にバレたらどう
なるかくらい先輩ならわかる
はずですよね★

◇うん。もちろんわかるよ
でもね。竜夜の言うように
どんなに隠しててもいつか
必ずバレるものだよ。
こういうことは特にね◇

★それはそうですけど…でも
だからと言って何も自分から
ばらさなくても★

◎そうですよ。さいわい
あの事件のことを知ってるの
は、オレ達だけのはずですか
らね。だからオレ達が何も言
わなければ…◎

◆けどよぉ。そしたらこいつ
はもう一生復活できなくな
っちまうんだぞ。マコト◆

◎それは…っていうか何泣い
てるんですか⁉オーナー

★えっ泣いて?★

先輩は目からボタボタと大粒
の涙を流していた。

☆なんでタツヤ先輩が泣くん
ですか?この場合泣くなら
オレかハヤトだと思うんです
けどね

◆だってだってよぉ。なんか
スッゲエ悔しくてよぉ。
このままずっとおまえらが
世間から誤解されたまま生き
てくのかと思ったらよぉ。
自然に涙が出てきて

◎オーナー◎

★タツヤ先輩★

◇バカだね竜夜◇

☆だからと言って何も先輩が
泣かなくてもいいでしょうが
ったく。こんなに涙こぼして
ホントにバカなんですから
先輩は…☆

ショウヤはそう言いながら
自分のハンカチで竜夜先輩
の涙を乱暴に拭いてやって
いた。

☆カズミ先輩。マコトさん
そしてハヤト。オレは決めま
したよ☆

こうしてショウヤは地獄の
決断をしたのであった。