☆いいよわかった。おまえの
頼みを聞いてやるよ番犬

★ショウヤ?★

(おいっおいっ。そんな約束
してホントに大丈夫かよ⁉)

もちろんそれは、あいつを
説得できたらの話だ。
ホントにあいつを説得できる
んだろうな番犬おまえ

†自信はあるぜ。もちろんな†

☆そうか。だったらさっそく
お手並み拝見といこうか

★えっもう★

いいぜわかった。ちょっと
待ってろ†


★大丈夫かな?タクトさん★

☆さあね。でもまぁたぶん
大丈夫だろうよ。あいつが
あれだけ自信たっぷり言う
んだからね☆

◎でも楽しみだな。いったい
どうやってさ。コウクンを
説得する気かな?タクトさん



†こんにちは。お嬢ちゃん
ものすごく上手だったよ
お嬢ちゃんのピアノ

リボンにゃ‥あ‥リボン

〆呼んでないぞ?タクト〆


†すみません。リーダー
でもちょっと、オレも
このお嬢ちゃんとお話が
したかったものですから

〆チビとか?〆

†えぇ。お許しいただけますか?†

〆わかった。チビ。どうする
いいか?〆

リボンにゃんリボン

〆いいってさ。早く話せ〆

†ありがとうございます。
じゃあさっそく失礼します
お嬢ちゃん。ちょっと、
お兄ちゃんとお話してくれる
かな?†

★なんでコウジと話さない
んだろうな?タクトさん

☆たぶん、あいつは彼女を
先に説得する気なんだ

カクテルグラスアラ。それはムリヨ
だって、あのコ、マトモに
人と話なんかデキナイワヨカクテルグラス

☆姫‥☆

クローバーまだ日本語が、よくわからないだけですわ。由樹ちゃんはクローバー

★優さん‥★

(2人とも、いつ来たんだろう?全然気づかなかった)


◎シィーッ静かに。タクト
さんが彼女と何かしゃべる
みたいだよ◎

ちなみに、今オレ達は
ちょうど、コウジ達のいる
ピアノがある場所から、少し
離れたところから、気づかれ
ないように、隠れて様子を
見ていた。


†ねぇお嬢ちゃん。お嬢ちゃんはピアノがとても大好きなん
だよね?†

リボンにゃん。ゆきにゃん。
ピアノ、らいすきリボン

†じゃあ。このお兄ちゃんは、どうかな?好き?嫌い?
どっちかな?†


〆おいっ。タクト。あまり
変なこと‥

リボンおににゃん。ゆきにゃん
らいすきリボン

†じゃあピアノとね。
このお兄ちゃん、どっちの
方がお嬢ちゃんは大好きか
な?

〆タクト!〆

リボンピアノろ、おににゃん
にゃあ~んとねぇリボン

これはまた、むずかしい
質問だな

カクテルグラスあのコ、なんて答える気
カシラ?カクテルグラス

☆まぁ、ここはボーヤあいつ
って答えてほしいけど☆

★そうだよなぁ★

クローバーでも由樹ちゃんは、ホント
にピアノが大好きですしねクローバー

〆チビ。答えなくていいぞ
そんな変な質問は。タクト!
おまえいいかげんにしろよ


†すみません。ではあと2つ
だけ、ごめんね。お嬢ちゃん
さっきの質問は答えなくて
もういいからね

リボンにゃあ?リボン

†お嬢ちゃんは、ピアノと
お兄ちゃん。どっちも同じ
くらい大好きなんだよね†

リボンにゃん!ゆきにゃん
おににゃん、らいすき
ピアノ、らいすきにゃリボン

まずいな。あいつ本気で
怒ってるぞ

★ホントに大丈夫かな?
タクトさん

カクテルグラスネェ気づいた?優。あのコ
今、ピアノより先にカクテルグラス

クローバーえぇ。お兄ちゃんと答えま
したわねクローバー

(よかったな。コウジ)

◎にしても、このあと、どう
する気なんだろ?タクトさん
はいったい◎

じゃあもしもだよ。
大好きなピアノがいっぱい
弾けて†

リボンピアノいっにゃい!リボン

†そうだよ。そしてね。
なんと大好きなお兄ちゃん
とも、ずっといっしょに
いられて†

リボンおににゃん。ずっろ
いっにょリボン

†うん。そうだよ。
そしたらお嬢ちゃんは
どうかな?うれしい?†

リボンにゃんにゃんにゃん
ゆきにゃん。とっれもうれし
いにゃん!リボン

カクテルグラススゴイワ!あの男モ
あのコとちゃんとマトモに
会話してるワヨ。優カクテルグラス

クローバーえぇ。すごいですわねクローバー

★よく、あのコと会話できる
なぁ。タクトさん★

◎ホント見かけによらず、
タクトさんって、子供相手が
すごく上手いよなぁ

☆あいつで、なれてんだろ
きっと子供相手は

★コウジのことか?★

◎確かに、コウクンも
まだ子供っぽいとこがある
もんね◎

☆ガキですよ。あいつはまだ
十分ね☆

◎ででもどうやって、この
あとコウクンを説得する気
なんだろう?タクトさんは

☆ウィークポイントですよ☆

◎弱点かい?◎

★ジャクテン?★

☆そう、たぶんあいつの
唯一のウィークポイントを
利用する気なんですよ☆

†でもね。お嬢ちゃん
そのためにはね。バンドに
入らないとならないんだよ†

リボンばんろ?にゃいるにゃ?リボン

†そう。ブラックっていう
バンドにね。お嬢ちゃん
知っているかな?

リボンぶにゃっく?ゆきにゃん
わかんにゃいリボン

†このお兄ちゃんがね。
やっているバンドなんだよ

リボンおににゃん、ばんろリボン

〆タクト!チビによけいな
ことを言うな!


†でねお嬢ちゃん。お嬢ちゃんもね。お兄ちゃんと同じバン
のメンバーになると

リボンおににゃん。めんにゃーリボン

†大好きなピアノがいっぱい
弾けて、このお兄ちゃんとも
いっしょにいられるんだよ
どう?すごいだろ?

リボンにゃんにゃんにゃん
すごいにゃあリボン

†お嬢ちゃん。メンバーに
なりたいかな?

リボンにゃんにゃんにゃん
にゃる!ゆきにゃん。めん
にゃーにゃるリボン

†じゃあ、このお兄ちゃんに
聞いてごらん

〆タタクト‥テメェ‥〆

†すみません。リーダー
でも、大事な人は、自分の
そばにおいて守るのが1番
いいんですよ。じゃあないと
後で死ぬほど後悔しますよ。
オレみたいに

〆タクト‥〆


★タクトさん、誰か大事な人
でも、なくしたことがあるの
かな★

☆さあな☆

◎かもしれないね。タクトさ
んにだって、いろいろあった
だろうからさ

カクテルグラスデモホントにスゴイワヨネ。
あのコに、メンバーになるっ
言わせたのヨ。あの男
姉のアタシでさえ、あのコと
マトモに会話がデキナイのに
カクテルグラス

クローバーえぇホントですわね。
ワタクシも今の由樹ちゃんとは、全然会話にならないんで
すのよ美樹‥クローバー

◎シーィッ。みんな静かに
コウクンが何かしゃべろうと
している



〆チビおまえ。オレ‥兄ちゃん
といっしょにバンドやりてぇか?バンドでピアノ弾きてぇか?

リボンにゃん。ゆきにゃん
ばんろ。にゃりらい
ピアノ、ひくにゃリボン

〆そうか。わかった
じゃあ、いっしょにやるか
兄ちゃんとバンドを

リボンにゃん。にゃる!
ゆきにゃん、おににゃん、
いっにょばんろリボン


★やったー!★

(これで山を、1つ‥イヤ2つ
か乗り越えたぞ)

◎やっぱすごいな。タクト
さんは

☆確かに、すごいな。
ホントに、あいつを説得
したな‥☆

★あとは★

☆姫の☆

カクテルグラスパパとママヨカクテルグラス


クローバーあとワタクシの父と母も
ですわよクローバー

★えぇ。優さんのご両親も
ですか?

カクテルグラスソウヨ。優のオジサマと
オバサマもヨカクテルグラス

クローバーすみません。でもワタクシ
両親を説得さえ出来れば
美樹のおじ様とおば様も
説得できるはずですのよクローバー

★他に誰かいないんですか?
みんなを説得できるような人
は?

☆姫‥どうなんですか?☆

カクテルグラス狂オジサマヨカクテルグラス

★えっ。でも確か狂樹は
嫌われているんじゃ‥

☆オレも逆効果に、なる気が
しますが姫

カクテルグラスデモ、あのパパとオジサマ
を、説得できるのは狂オジサ
マくらいヨ。ネェ優カクテルグラス

クローバーそうですわね。ワタクシも
ウチの父とオジサマを説得
できるのは狂樹様くらいしか
思い浮かびませんわねクローバー

つまり、それほど説得する
のが、大変だってことか◎

☆そういうことに、なります
ね☆


★けど、彼女の親達を説得し
ない限り、彼女をメンバーに
できないんだよ



そう彼女の親達を説得しない
限り、彼女をメンバーに
することは、できないのだ。

とはいえ、この最後の山は
今のオレ達にとっては
ものすごく高い、
高すぎて、頂上もみえない
もう、地獄の山なのだ。