ちょっとだけ 秋の気配。
2年前の今日は、ちょうどICUから個室に戻って横になってる頃だわ。
あっと言う間に2年たったなぁ。
自分ががんを患ったことを、たまーーに忘れる時間もあるけど、考えない日はない。
子宮や卵巣はなくなってしまったけど、
考えようによっては、この先の人生、子宮体がんと卵巣がんの心配はしなくていいんだよね。
私の幼稚園からの友だちが7年前に卵巣がんになってしまった…。
私の実家は関東なので、もう何年もその友だちとは会ってなくて、年賀状だけのやり取りだったんだけど、ある日、封書でがんになってしまったことを知らせてくれた。
下っぱらが出てきたけど、ビールっ腹だと思ってた。
他に自覚症状はなかったって。
だから、検診に行って!!って。
あの時、素直に検診に行ってたら、私の子宮頸がんも初期だったのかも…。
人のアドバイスは 聞いとくものだね。
その友だちは 昔から自分の事は話さない性格だったから、それ以来、私たち友人のメールに返信をくれなくなった。
今ならわかる。
健康な友だちに辛い闘病生活を話して心配させたくなかったのかもしれない。
それと、この気持ちは健康な人にはわからないだろう…という気持ち。
複雑な気持ちだったんだろうね。
私が子宮頸がんになった時に、思い切ってメールで知らせたら、不安な気持ち よくわかるよって心配してくれて、私の治療が落ち着くまでは 頻繁にメールくれた。
けど、自分の病状はいっさい言わずに。
今、どうしてるんだろう。
笑ってくれてたらいいなぁ。
会いたいなぁ。
あーーーー、これから検診だ。
そのあと造影剤入れてCTだ。