人生は平等ではないとずっと思い続けて

この不条理の世界を呪い続けてきた

もっと違う環境に生まれれば、

こんなひねくれた性格にはならなかったと思うんだ

他人を羨ましいとか妬ましいとか思う心は私にはないんだけど

もしも他の環境でに生を受ければどうなっていただろうっては考える

でも、生まれてくる環境って自分では調整のしようがない

これはあきらめるしかないんだろうなってずっと思ってた

 

それでちょっといい話を聞いたので掻い摘んでお話しをする

その人は人生はポーカーゲームのようなもんだって考えている

もちろん最初に配られる手札は平等じゃない

最初から勝利に近い手札を手にする人もいれば

てんでバラバラでどうしょうもない手札もある

これは人生に例えると生まれつきの運不運というやつだ

だが、ポーカーゲームには手札の交換という手段が残されている

最初の手札で勝負しようと考える人はよっぽど運のいい人に限られる

大抵の人はより良き役を作ろうと四苦八苦する

だが、手札を交換したところで何かしらの役に上がる保証はない

欲張って大きな役にチャレンジした結果

すべては失うことだってこのゲームにはある

それで配られた手札に満足して冒険しなければ

逆転負けしてしまうケースも覆うにしてある

 

何故この方が人生はポーカーゲームだというのかというと

人は生まれつき平等じゃないし、運不運は一生ついて回る

ただ手札を交換することのできるチャンスだけは平等にあるというのだ

もちろんそのチャンスを使ったからと言って

運不運の問題も絡んでくるので、幸福になれるかどうかの保証はない

逆に最初の手札だけを守ったところで満足のいく結果に終わるとも限らない

例えばの話

裕福な恵まれた家庭に生まれたからとて幸せの保証をされているわけではない

逆にそれを幸せとは感じられない性格になる事の方が多い

貧乏な家に生まれようが、酷い親の元に生まれようが

幸せの形を追い求める心が強い分、それをバネにして人生の成功を収める人もいる

環境をどう捉えるかの選択肢は常にあるということだ

人は自分の境遇を誰かのせいや周りのせいにしたがるもんだけど

そんなどうしようもないことに囚われて生きてゆくことより

与えられたチャンスをなんとかいい方向にもってゆく努力をすべきなのだ

不幸になった裕福な人の話や強固な幸せをつかんだ不遇な人の話など

世の中には履いて捨てるほどある

むしろ最初の手札のまま、一生を送れる人のほうが稀有である

 

 

 

ところでワタス?

( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

てんでバラバラの手札にしかならなかった運の悪さを

なんとか持ち前のポーカーフェイスで切り抜けようと

涼しい顔で虚勢を張って生きてまーす