私は経済学の中で、統計学というのを専門に勉強してたんですけど
未だにこれを信じていない(笑)
色々な事象を統計的に見る事で物事の重要度って分かる
ってのが統計学を学び始めたきっかけなんですけど
本当にそうなの? って疑っている
難しい話はさておいて
サイコロの同じ目が連続する確率って知ってますか?
答は36分の1なんですよ
これっておかしくない?
まず、1から6までの数字が出る確率って6分の1じゃないですか
6分の1×6分の1で36分の1っていう
同じ数字が続く確率が36分の1という計算上の意味は分かります
じゃ実際はどうなんですか
例えばサイコロを振って1が出る確率って6分の1で
次にサイコロを振るときも1の出る確率って6分の1じゃないですか
何回振ろうが永遠に確率って6分の1ではあるけれど
もし、1がずっと続けば奇蹟的なものにはなる
何万回に1回の確率で起これば奇蹟と呼ぶが
それは実は6分の1でしかないのだ
このように統計学って数字遊びだと思うんですよね
いくら計算上、奇跡的な数字であっても
起こるべきことは、起こるべきして起こる
私はそう思って人生を過ごしている
皆さんは、地震の起こる確率や、天気予報の的中率を頼りに
生活しているのだろうが、数字をそのまま信じちゃいけない
実は世の中の事って起こるか起こらないかの2択しかないのだ
2択に対して確率を求めたところで、あまり深い意味はない
統計的な数字で行動を決める事より
2択ならば、両方の場合を想定しておく方がより有効だと思うんですよね
コンピューターの複雑な機能が
+と-の無数の羅列で処理されるように
案外世の中って2分の1の確率で決まることが多い
・・・という統計学の落とし穴の話でした