バズキングと言っても馴染みは薄い
日本語で訳すると大道芸人とでも言いましょうか
ストリートで芸をすることをバズキングと呼び
その芸人のことをバズカと呼ぶ
主にオーストラリアのメルボルン市で活躍する
路上パフォーマーを差してこう呼ぶらしい
この市では路上パフォーマンスをしようと思えば
市の厳密な審査に合格しなければバズカにはなれない
ここにメルボルンで日本人トップバズカとして活躍している
上川ジョージさんをご紹介する
以前に私のあこがれの職業が大道芸人だというお話はしました
何故って、カッコよくないですか?
皆さんはストリートミュージシャンが
路上からスターになる事がカッコいいと思っているのかもしれませんが
路上パフォマーとして留まるのが大道芸人(バズカ)なのです
そういう生き方って素敵と思うのは私だけなのでしょうか
お金や地位や名声とは無縁のまま
路上で音楽を楽しんで楽しませて、生活の糧を得る
楽しむことこそがバズカの目的なのだ
生きる事に明確な目標などない
勿論、お金や地位が目的になろうはずもない
もし、この世に生まれた意味を問うならば
どれだけ自分を楽しんで生きていけるのか
どれだけ人を楽しませて生きてゆけるのか
ただそれだけなのだ
重い手枷足枷の世の中ならば
たとえひと時でも人生は楽しむしかない
こんな簡単な事実を我々は忘れてしまっている