もうすでに古い曲になったけれど
この動画を見る度に自分の会社員時代を思い出す
なんかすごく切なくなる
あの頃には悔しい思いがいっぱい詰まっている
会社務めが向いてないという思いで仕事をすることの
わだかまりや、うしろめたさに押しつぶされそうだった
極端に言えば、
会社の利益を上げる事って
他人の恩情や人間関係を売り上げに変えるような仕事だった
世の中では当たり前に行われるかもしれないことが
私には凄い抵抗があった
裏切りや抜け駆けする人間が重宝がられて
誠実に仕事することが、正しく評価されない世界だった
サラリーマンの悲哀
この言葉は実際に経験した人でなければ分からないだろう
そんな世界を唄った歌だ
どんな世界で生活しても大変なことはいっぱいあるだろう
理不尽なことに頭を下げたり
成績だけで人間性を否定されたり
会社員時代は、本当に自分を見失いそうで怖かった
だから思うんだけど
苦しいことや悲しいことはどの世界でも経験してきたけど
悔しい思いをし続けたのはこの時代だけだった
自分は我慢出来なかったから
そういう世界で生きてる人を尊敬する
どうか会社員が楽な生き方だなんて思わないでほしい
奥さんや子供の為に取引先に頭を下げているお父さんは
理不尽な社会という前線で戦っている
サラリーマンの人生に乾杯を・・・