私の愛してやまない安吾大先生の

名言をここにご紹介する

 

多分分からない人には

何かを触発されるということも無いだろう

私も特に安吾の名言を聴いて感動することもない

40数年前にほとんどの安吾の本は読んだ

だから名言を訊くと『嗚呼、安吾だなぁ』と思うぐらいのもんで

特別、すごいことを言ってるとも思えない

すでに安吾の生涯年齢を越えてしまった今となっては

私がブログで発する言葉がよく似ていることに

驚くぐらいのもんでありんす(笑)

 

 

 

安吾語録

 

人生はつくるものだ
必然の姿などというものはない

 

 

絶望は、愚か者の結論である

 

 

私は、闘う、という言葉が許されてよい場合は、

ただ一つしかないと信じている
それは、自由の確立、の場合である

 

 

個人の自由がなければ、人生はゼロに等しい
何事も、人に押し付けてははならないのだ

 

 

失敗せざる魂、苦悩せざる魂、

そしてより良きものを求めざる魂に真実の魅力は少ない

 

 

人間の、また人生の正しい姿とは何ぞや
欲するところを素直に欲し、いやな物はいやだと言う、
好きなものを好きだという

要はそれだけのことだ

 

 

 

悲しみ、苦しみは人生の花だ

 

 

 

人間の尊さは自分を苦しめるところにあるのさ
満足はだれでも好むよ
けだものでもね

 

 

 

すぐれた魂ほど、大きく悩む

 

 

 

歴史というお手本などは生きるためにはオソマツなお手本で、

自分の心にきいてみるのが何よりのお手本なのである

 

 

 

ほんとの幸福というものは、

この世にないかも知れないが、多少の幸福はきっとある

 

 

 

 

人は正しく堕ちる道を、堕ちきることが必要なのだ
堕ちる道を堕ちきることによって、

自分自身を発見し、救わなければならない

 

 

 

 

人間は生き、人間は堕ちる。
そのこと以外に、人間を救う便利な近道はない

 

 

 

人間は生きることが、全部である
死ねば、なくなる

 

 

 

 

生きることだけが、大事であるということ

たったこれだけのことが、わかっていない
本当は、分かるとか、分からんという問題じゃない
生きるか、死ぬか、二つしか、ありやせぬ
おまけに死ぬ方は、ただなくなるだけで、何にもないだけのことじゃないか
生きてみせ、やりぬいてみせ、戦いぬいてみなければならぬ
いつでも、死ねる

そんな、つまらぬことはやるな
いつでも出来るんことなんか、やるもんじゃないよ

 

 

 

 

時間というものを、無限と見ては、いけないのである
そんな大げさな子供の夢みたいなことを、本気に考えてはいけない
時間というものは、生まれてから死ぬまでの間です

 


 

 

 

生と死を論ずる宗教だの哲学などに、正義も、真理もありはせぬ
あれは、オモチャだ

 

 

 

恋愛は、言葉でもなければ、雰囲気でもない
ただ、『好き』ということの一つなのだろう

 

 

 

孤独は、人のふるさとだ
恋愛は、人生の花であります
いかに退屈であろうとも、この外に花はない

 

 

 

恋愛は人間永遠の問題だ
人間ある限り、

その人生の恐らく最も主要なるものが恋愛なのだろうと私は思う

 

 

 

 

(恋愛とは)所詮幻影であり、

永遠の恋などは嘘の骨頂だとわかっていても、

それをするな、といい得ない性質のものである
それをしなければ人生自体がなくなるようなもの
つまりは、人間は死ぬ、

どうせ死ぬものなら早く死んでしまえということが

成り立たないのと同じだ

 

 

 

 

恋なしに、人生は成りたたぬ
所詮人生がバカげたものなのだから、

恋愛がバカげていても、恋愛のひけめになるところもない

 

 

 

 

 

以上切り抜きでまとめてみました

詳しい解説を入れるより、

随意に心のどこかで響けば、その方がよろしかろうと・・・

 

安吾大先生、猛毒にも良薬にもなるお方でございます

 

 

 

 

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