昔に戻れたら | ピンクな小部屋

昔に戻れたら

時々、あの頃は良かったなとか、戻れたらなと思う事は、たぶん私だけじゃないはず。


でもそれは不可能な話で、出来ても近付けるぐらい。




大学の先輩で、明るくて気さく、よく気付がついて、誰とも公平に接することができる人がいた。
名前は黒ボンにしとこう。


知り合った時から黒ボンには、大学内に彼氏がいた。
でもみんなの前では、二人は付き合ってるんだって感じさせない。
決して二人の問題で周りの雰囲気を悪くすることはなかった。
知り合い同士で付き合うときには、お手本にしたいカップルだねってみんなで言ってた。



黒ボンは私と同時期に就職をして、社会人になった。

仕事に拘束される日数は普通よりやや少ないけど、結構忙しかったらしい。
仕事が直接の原因かはわからないけど、黒ボンは体を壊してしまった。


元気になってから一緒にご飯を食べに行った。
いつものように私に気遣ってくれて、治ったんだなと安心した。
でも時間がたつ毎に違和感が増す。
よく観察してみると、ほんの少しだけ挙動不審な部分があった。


精神的にもやられていたと言う話を聞いて納得すると同時に、悲しさとか寂しさを感じた。




今年黒ボンは結婚した。
お相手は私もよく知っている大学時代からの彼氏。



幸せになってね!

と、心から祝福した。
体も安定してきてるし、もう大丈夫だろうと私は思った。



久々に連絡を取って、お出かけに誘ってみた。
でも具合がまた悪くなって、体調に波があるらしい。


それでも黒ボンは乗り気だったけど、結局行けないと返事がきた。
返事の内容は、はっきり言えばおかしい。
話が前後してると言うか、大事な部分が抜けていると言うか…。
こういう風に頭で考えたんだろうなと、色んな部分を想像して、内容を理解した。



まだかなり具合が悪いんだろうな。



昔に戻れたらいいのに。

元気な黒ボンに早くなって欲しい。
一日でも多く、元気でハッピーに過ごして欲しいと願ってる。