
日本橋三越で10月にやっていた写真展の少女の笑顔がなぜか忘れられずに
しばらく机の前に貼って仕事のあいまに眺めていた
瞳がなんであんなに輝いているのだろう
今を生きている人は、瞬間であっても些細な幸せを掴むことができるのだろうか
今朝やっと時間ができたので、ネットで調べてみた
長倉洋海さんという写真家が撮った写真だった
エルサルバドルの難民キャンプでの写真で1985年とあるので
写真の少女も今では30歳ぐらいの女性になっているのだろうな
今もこんな笑顔でいてくれたらいいけれど
エルサルバドル共和国は中米、メキシコの南にある九州の半分ぐらいの国で
1979年から1992年まで激しい内戦が繰り広げられて、約7万5千人の死者を出したとある
そして戦争で利益を上げる人は決して血を流さなかったとも








秋の初め、友人に誘われて代々木公園で毎週やっているラフターヨガに参加した
インドの医師が生み出した笑いとヨガの呼吸法を統合させたエクササイズ
脳は作り笑いと本物の笑いの区別ができないらしい
いつの頃からか笑うことがあまりなくなってしまった
公園にはすごく愉快に笑っている男の人や笑顔がステキは外国人がいて
その輪にいると自然と笑いがこみあげてきた
笑いながら空を見上げるとまだ緑の木々の葉が揺れ動き
心の中をさわやかな風が通っていった
都会にいても自然を感じることができるのに
それを忘れていた
外からその輪をみたら、なんかへんって思うかもしれないけど
中に入ってしまうと廻りはぜんぜん気にならなかった
でも家でひとりで笑ってみようと思ってもなかなかできない