国際ビジネスマン-商社マンとして日本人として(評価★★★★☆) | 遠近法で描く中国 -2nd Season-

遠近法で描く中国 -2nd Season-

片手にピストル 心に花束 唇に火の酒 背中に人生を。 

人生で最初に読んだビジネス書です。
保科一明先生の著作です。
濁世当時九州産業大学経営学部国際経営学部で、
商社マン出身で現場で培った経験を元に、国際ビジネスについて講義をされた教授でした。


国際経営の教授陣の中では、最も人気のあった先生でした。
残念ながら、ぼく達が三年次にあがる年に、教職から退かれ、ぼく達には「保科ゼミ」が開かれなかったのです。
Googleで検索しても保科先生にたどりつくことはできませんでした。
この本はamazonで探し当て、15年ぶりに読み返しています。

 

この本では主にアメリカを中心に、商社マンとして活躍した事件や経験、
そして日本人が国外であるべき姿についても書かれていて、大変参考になります。
本の舞台は主に70年代のアメリカ、そしてアジアですが、30年後の今読んでも参考になる事例が多いのです。
もし保科先生があと1年教職にいらっしゃったら、ぼくは「在外研修」に参加していたかもしれません。
在外研修とは、国際経営学科の3年生が主にアメリカで、約1ヶ月のホーム・ステイをするプログラムでした。
はじめは参加の意思を表明したぼくでしたが、その後すぐに取りやめました。
そしてぼくは一人、そのアメリカへ行くつもりだった資金を転用して、
翌冬、中国北京への短期30日留学を達成したのです。
その経験がなければ、今のぼくが中国にいることもなかったかも、と思うと、
これも運命だなと、感じるのです。