犬と一緒に暮らすということ。憧れだった小さな家族

 

 

犬と一緒に暮らす犬

 

それは私の強烈な憧れであり、長年の夢でした。

 

犬が家にいる友人たちに、ずっと憧れていたんです。

 

本当に私は、憧れの多い人生で少し情けないくらいなのですがスライム

 

でも、そういう自分の部分も包み隠さずお話しすると……

 

そうなんです。

 

犬がいる友人たちの情緒は、なんとなく安定していた口笛

 

私は不安を抱えやすかったキョロキョロ

 

そこに憧れを持っていた。

 

私が犬に憧れた理由

 

 

「小動物をお世話したい」という欲求というよりも、正直に言うと、動物には人の心を穏やかにする力があるんじゃないかと思っていたからキョロキョロ

 

アダルトチルドレンとして長く生きてきた私には、動物が友達でいてくれたら、どんなにいいだろうという憧れがずっとありました花

 

 

そんな中、情緒がずっと安定して育ってきた我が娘が、小学校に上がる前に少し不安感が強くなった時期がありました汗

 

この頃、私は会社員から独立して個人事業主となり、自宅サロンを始めていました。

 

仕事も少し落ち着いてきたこと。

 

そして、自分が家にいる時間が多いこと。

 

おそらくパピー期のお世話をする中心になるのは私だろうということ。

 

色々考えた上で、

 

「よし、やるぞ」

 

と覚悟ができました。

 

 

犬を迎える覚悟

 

 

子犬なので、最初のしつけなども必要です。

 

そのため、お客様にも正直に説明しました。

 

「犬を飼い始めました」と。

(※犬はサロンには入れない場所で飼育)

 

これは我が家の事情。

 

犬が苦手なお客様が離れてしまう可能性もある。

 

でも、それも犬を家族に迎えるための覚悟のひとつでした。

 

我が家は旅行も好き。

 

何より私は、一人の時間や自由な時間がとても好き。

 

何ならお世話をすること自体が好きな人間でもありません…ショック

 

赤ちゃんのお世話だって、自分の娘だから可愛くてできたわけで…ショック

 

そして自分の子どもを育てる中で、愛情や可愛さを感じる経験があったからこそ、他人の子どもにも優しい気持ちを持てるようになったわけで…。

 

だから、動物のお世話を率先してやりたいタイプではないんですうーん

 

おしっこの片付け。

 

うんちを拾うこと。

 

散歩。

 

生活がある程度縛られること。

 

そういう「めんどくさいこと」も全部含めて向き合う覚悟ができた時に、犬を迎えました。

 

 

我が家に来た小さな家族

 

 

犬種や性格にもよるのかもしれませんが、我が家に来た犬はトイプードルで、衛生面では比較的飼いはじめやすかったと思いますおねがい

 

食糞も最初からしない。

 

トイレの場所もすぐ覚えてくれる。

 

賢い子ラブラブ

 

けれどね。

 

賢い分、いたずらもするんです。

 

トイプードルの性質なのか、とても甘えん坊で。

 

放っておかれたくない時間に構ってもらえないと、わざと別の場所におしっこをすることもありました。

 

私はこれを片付けるのが、本当に嫌でえーん

 

サロンの施術中、2時間ほど犬から離れる時間があります。

 

そういう時にやってくれるんですよね。

悪さを。

 

そして、お昼休憩や、夕方仕事が終わった後に片付けるあせる

 

それが私の日課になりました。

 

本当に、私の生活は大変になりました汗

 

でも……

 

可愛い。

 

家族が心温まる時間や、みんなが笑うことが増えた。

 

手がかかるその生き物は、全力で私についてきてくれる。

 

向こうが愛情を全身でくれるから、こちらも心でため息をつきながらもお世話をする。

 

あなたが可愛いから

 

せっかく家族になったんだから、幸せな犬生を送ってほしくて、遊ぶ。

 

笑いかける。

 

話しかける。

 

散歩にも行く。

 

ドッグランにも行く。

 

時には一緒に旅行にも行く。

 

 

可愛いだけではない、犬との暮らし

 

 

彼らは成長します。

 

でも、なんだかずっと赤ちゃんみたいな存在にっこり

 

我が家の犬は、割と早い時期にトイレも完璧になり、無駄吠えも落ち着きました。

 

体調も安定しています。

 

小型犬なので、毎日必ず散歩に行かなくても大丈夫だと獣医さんにも言われました。

 

実際、毎日行けなくてもストレスになっている様子はありません。

 

大きないたずらもしなかったので、今ではリビングの中で自由に過ごしています音譜

 

 

けれどね。

 

小型犬だから楽、というわけではありません。

 

真冬や真夏。

 

シングルコートの小さな犬なので、散歩そのものが体の負担になることもあるんですね。

 

できれば涼しい時間、暖かい時間を選んで毎日行ってあげたい。

 

でも、自営業だからといって完全に自由な時間があるわけではありません。

 

 

犬とサロンに日常のかなりを費やしているつもりでも、どうしてもそこまでできない日もあります。

 

犬に怒ってしまった冬

 

 

そして2年目。

 

犬が2歳になった冬のことです雪の結晶

 

最強寒波がやってきて、とても散歩に行ける気温ではありませんでした。

 

雪が吹雪くような日もあり、おそらく4〜5日ほど散歩に行けなかったと思いますあせる

 

すると、サロンの施術中にわんわん吠えるようになりました。

 

人に迷惑をかけることが一番嫌いな私は、お客様の大切な時間に入り込んでくる犬に、理不尽な怒りを感じてしまいました。

 

「どうして邪魔ばかりするの?」

 

「私の生活のほとんどが君と一緒じゃない」

 

「私の大好きな仕事の時間くらい、静かにいい子にしていてよ」

 

「今までできていたじゃん」

 

「邪魔しないで」

 

 

心の中で、そんな叫びが出てきました。

 

もちろん、犬が悪いわけではありません。

 

天使の心の自分もいます。

 

「いやいや、散歩に行けていないんだからさぁ、犬も寂しいよね」

 

「日中ほっとかれている時間もあるんだから、もっと構ってあげるべきなんじゃない?」

 

この心も持ち合わせています。

 

 

この2つの気持ちを足して2で割ると、出てくる感情は“諦め”でした。

 

完璧にはできない。

 

でも、向き合わなければいけない。

 

 

 

お客様にも正直に伝える

 

 

サロンに関しては、お客様に甘えは出したくありませんでしたから、正直にお伝えしました。

 

「犬がまた無駄吠えをするようになりました」

 

「寒くて散歩に行けていない日が続きました」

 

「家族でもう一度、散歩の時間などを見直しています」

 

「また慣れるまで吠える日があるかもしれません」

 

「その間、気になる場合は予約をキャンセルしていただいても構いません」

 

と。

 

 

 

お客様は「気にしないよ」と言ってくださりました。

 

でも、我慢をさせてまで通っていただくことだけは避けたい。

 

私はもう、犬がいる環境でサロン経営をしているのです。

 

犬がいるのは自宅で、サロンは完全独立空間で、お客様と犬が会うことは絶対ないのですが、私にとっては切り離せないところ。

 

これからどんな形が、私にとっても、犬にとっても、家族にとっても理想なのか。

 

考えていかなければいけないと思っています。

 

あなたもお客様も家族も自分も大事なのよ。

 

家族と幸せでいるための選択

 

 

サロンを経営することのベースは、家族と自分の幸せです。

 

そこを犠牲にしてまでやりたい仕事は、今は子育て中なのでありません。

 

今サロンがありがたいことに成功しているからといって、何かに辛い思いをさせながら継続したり、しがみついたりする気もありません。

 

何か変わるべき時が来たら、何かを諦める。

 

そして、新しい形を受け入れる。

 

いつでも、そういう人間でありたいと思っています。

 

だからね。

 

小型犬でも、やっぱり手はかかります。

 

犬を飼ってよかったか?

 

答えは、完全にイエス。

 

でも、何もかも最高というわけではない。

 

もちろん、いろいろ面倒くさいよー。

 

だからもし、自分の自由がなくなるんじゃないか?と犬を飼うことに悩んでいる人がいたら……

 

私は簡単にはおすすめしません。

 

だって、自分の自由はもちろん減るから。

 

 

でも、私の中では犬を飼うことは決まっていて、あとは、いつその覚悟ができるかだったんだと思います。

 

結果、私には家族が増えました。

 

少し大変で。

 

いつもしっぽを振って、私たちを温めてくれる小さな家族が。

 

ゆるぎない猫派があっという間に犬派に。