


占い師という職業のせいばかりでもなく
精神世界とかスピリチュアルな本が
私は好きで

よく読みますが
最近出会った本のうち
感銘を受けたのは
「死ぬ15分前に読む本」
ずいぶんふざけた題と思いませんか?
だいたい、死ぬ15分前に本が読めますか!
さすがに著者も表紙に
その疑問を書いておられます

著者は声楽家で
画家で書家で
宗教家でもある
かの有名な深見東州センセイ。
著書は書店に専用のコーナーがあるほど数知れず。
占い関係の本も書かれ
手相鑑定士として有名な
西谷泰人氏はかの人のお弟子さんだそうです

それはともかく
そろそろ老前整理を考えてもいいお年頃の
私向きの本かも

いえいえ、死はいつ誰に訪れるかは
分かりません

心の準備は必要です!
宗教家として類いまれなる
スピリチュアルな才能に恵まれた
著者ならではの観点で
見てきたかのように
描かれた天国や
地獄の様子。
まるで絵本のように

豊富に盛り込まれた美しい絵は
画家でもある著者の
パワー溢れる名画49選

その絵を見るだけでも
一見の価値ありですが
書かれている文章も
詩のようで

心に沁みます。
読み進むにつれ
その人生観が哲学のように
奥深く
なかなか難しい内容ですが
やさしく分かりやすく書かれています。
古今の有名人の
臨終のことばも各ページにあり
是非とも元気なうちに
読んでおきたい一冊です

その中でも特に印象的だったのは
著者が最後に提案された
「格好いい臨終の言葉をつくろう」
そのために
「平安時代の短歌の習慣を見習おう」
というくだり。
恋人が出来た時
タイミングよくいい歌を
さっと出すために
あらかじめ
和歌を用意しておくのだそうです

そして恋人ができたそのあとすぐに
今度は別れに備えて
その歌をつくり
別れる瞬間に
またさっとタイミングよく出す

そうして美しい恋の物語を
完結させるのだそうです。
このおしゃれな習慣を見習って
私達もあらかじめ最後の言葉を準備しておいたほうが
いいのだそうです

何しろ最後は
いつ来るか分かりません。
うーん、私は辞世の歌を
「つひに行く/道とはかねて聞きしかど/きのふけふとはおもはざりしを」
って言ってしまうかも。
きっちり盗作ですが
何しろ死ぬ間際なので
どさくさ紛れで誰も責めないでしょうから

でも閻魔大王に
舌を抜かれてしまうでしょうね。
確実に…

しかしこの本はそういう時の
対処の仕方もこっそり
教えてくれているのです!
その方法とは…
まあ、読んで下さいませ


龍月さや香でした