

いつもありがとうございます(^^)
昨日は立秋でしたね。
そう言われてもこの暑さでは
全然ピンと来ませんが…。
ところで先日、誕生日をめでたく迎えた私
終活をするにはまだ早すぎるトシとは
思うものの
自分の部屋をほぼ占領する
書棚、本箱、そして収まり切れない本、本、本

が誕生日当日に
何故か偶然に目に留まったのです。
もしもこの本の山を置いたままで
ポックリと私に死なれたら
残された家族は
悲しみより
怒りの思いが先立つ事は
火を見るより明らか



そんな事にならないようにと
この暑さの中
不要な本を捨てようと
決意したのです

しかし、余りの暑さのせいで
立ちくらみを起こしたり
作業は一向にはかどらず。
とは言い訳で
本を愛し過ぎて
ただの一冊も
捨てられない事に気付き
愕然としました。
幾冊かの本を
箱にいれて
こっそりと
クローゼットの奥に
隠しはしましたが

思えば1年前、
夫や娘に促され
しぶしぶ手離した
日本と世界の文学全集
その他の文学本の数々。
100冊以上はあったと思います。
それらの本は
私の青春時代に
読み耽ったもので
いつかは自分の子供が読んでくれるだろうと
甘い期待があって
幾度の引っ越しにも耐えて
実に40年以上もの期間
私の書棚の主役に収まって来ましたが
最近の娘と来たら
明けても暮れても
スマホとタブレットにかじりつき
読むというよりファッション誌を
パラパラとめくる程度。
かくいう私も
文学離れして幾年月。
最近読むのは占い関係と健康や趣味に関する本ばかり。
遂に泣く泣く本を手離しました
あの日ブック〇〇の店員から
「無料で良ければ引き取らせて頂きます」などと言われ
腰が抜けそうになっているのに
傍らで夫は無情にもこっくりと頷き
永の別れとなりました。
月日が経つほどに
それらの本に対する
愛着というか
未練がふつふつと湧いてきて
夢に見るほどになりました。
これではいつか見たテレビの
ゴミ屋敷の主人の気持ちと変わらない!
その人は溜まったゴミのために
家に入れなくなり
家の敷地からも出て
路上で生活していました。
テレビ局の取材に対して
本当は自分だって家に入りたいのに
入れないのが辛くてたまらないと
大まじめで訴えていました。
その姿は
モノに対する執着の愚かしさを
私に教えてくれたのでした。
それなのに
私は彼とちっとも変わらない!
しかし恐ろしい事に
それに気付いた今も
クローゼットの奥に
不要になってもまだ捨てられない
数十冊の本が
眠っているのです…

そして心の中は
もし身体が不自由になり
寝たきりになったら
あの文学全集を
死ぬまで毎日読めたのにと
悔しい思いでいっぱいなのです。
いつか私は
あのゴミ屋敷の主人と
同じ運命を辿り
路上生活者になるかも知れません。
そうだとしても
今は本に囲まれて
本を枕の代わりにして
幸せな夢を
今夜も見る事でしょう
あなた様には
どうかこのような
愚かな事を
真似されませんように。
例えその相手が素敵な服
魅力的な異性だったとしても
不要なものは
捨てて下さいね。

龍月さや香でした。