文章全体として、感情の流れや経験の共有がとてもリアルに伝わってきます。表現を少し整理することで、より読みやすく、伝わりやすくなると思いますので、以下のように修正しました。


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**添削後の文章:**


会議で自分が意見を言うと、必ず場がピリつく。  

それは、自分がその場にそぐわない意見を述べるからだ。  

役員たちは、事前に打ち合わせをして、何かしら決めているのだろう。  

しかし、決算報告や新役員の決定には合意するものの、若い役員たちが抱える問題には手を打っていない。  

彼らの未熟な意見に迎合し、問題解決の意見は出さず、穏やかに会議を終わらせようとするのだ。  

しかも、若い役員たちは「その場」の空気を根拠に、全く効果のないノルマを課すことに対して、誰も異論を唱えない。  

まるで、それが「組織」というものだと言わんばかりに。


でも、それは組織とは言えない。  

役員たちが運営を担っているからといって、平社員が文句を言わないという「その場」の空気、  

会議の暗黙のルールこそが、日本経済が30年以上停滞している本当の原因なのだ。  


会社を辞めた後、しばらくの間かなり落ち込んでいたが、  

結局、会議一つ満足に進められないような若者やおっさんたちと、組織作りをする前に辞められて良かったのかもしれない。  

少なくとも、向こうは厄介者がいなくなってホッとしているだろうし、自分が気に病むことはない。  

むしろ、向こうに自分を気にかける人が一人もいなかったということは、自分の居場所は最初からなかったのだろう。


さらに、こんな言い方はしたくなかったが、体調を気遣ってくれた先輩方も、  

憤る自分を本当には慰めてくれなかった。  

会議の場になると、問題解決の意見を引き下がらせる側に回っていたからだ。  

しかも、彼らに悪気は全くなく、本当に善意からの行動だった。  

だからこそ、どうしようもなく厄介で、始末が悪い。  

これがまさに「善の悪」だ。  

自分を含め、みんなが善人のつもりだから、互いに傷つけ合ってしまう。


これがもし恋愛沙汰なら、どれほど幸せかと何度も思った。  

だが、残念ながらこれは組織の話だ。  


なんだ、オチがつかないじゃないか。  

じゃあ、最後に広告でも投げておこう。


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修正内容としては、冗長になっていた部分を簡潔にしつつ、全体の流れを整理しました。また、文章の一貫性とリズムが整うように細かい表現を調整しています。