カミナリグモ 15th Anniversary Tour 1th October 2022
at musica hall cafe in Sapporo 18:30~
２MAN LIVE WITH 成山剛
〈セットリスト〉
01.夜明けのスケルトン
02.月と街灯
03.Another Trip
04. FLAG MARCH
05.Quiet Howling
06.TOY BOX STORY
07.ジュエリーソング
08.ねむろ(sleepy ab.カバー)
09.白い雨 w/成山剛
10.絵空事
En
11.春のうた
エンディングBGM： 夜明けのスケルトン feat.海北大輔
初めてのカミナリグモのライブ参戦の願いが叶った日だった。
前にあったライブ配信の時にカミナリグモの15th Anniversary tourが
発表になって、その時には北海道のライブの予定はなかった。
その時に啓示さんとghomaさんが私のメッセージを読んで下さって
その時にお二人がもごもご仰っていたので、？
と思ったら間もなくの札幌ライブの発表。
本当に嬉しかったな。
カミナリグモを知ったのはロストの海北さん繋がり。
上海で海北さんと上野啓示さんが組んでやっているのを知ってから。
その後ピロウズのさわおさんがプロデュースをしているってことで
音源をチェックしたのが始まり。
その頃カミナリグモは「SCRAPPY JEWELRY」が出る前で
先行曲聴いてそれからアルバムを買ったらもう大好きになった。
「SCRAPPY JEWELRY」はピロウズの影響云々とかそういったものを
乗り越えてカミナリグモとしてのちゃんとした個性を発揮した
ベストなアルバム。
そして
15th記念のAnother Treasure,Another Tripの2枚のアルバムが
本当に素晴らしく毎日ヘビロテで。
特にAnother Treasureの1曲目、海北さんが歌った夜明けのスケルトンは
この先もずっと忘れる事はないと思う。
活動休止中の海北さんの声が大好きな夜明けのスケルトンで聴こえて来た時の
感動はずっと忘れないと思う。
そんな様々な思いを載せたまま到来したこの日。
1日は本当は夜遅くまでの仕事の予定の日だったけれど
早く帰る事の出来るようにお願いして札幌へ駆けつけた。
先攻 成山さん。友人が好きで、始まる前に
「寝ないようにお昼寝をしてきました」
それを笑って聞いていた私は途中で眠りに少しだけ落ちてしまった。
それくらい成山さんの声や歌は私の脳からアルファ波を出してくれたのだろう。
ライブでこんなことはあんまりない。
それくらい癒される声と歌なのだ。
そういえば成山さん、カミナリグモとロストインタイムは本当にいい曲が多いと
褒めてくれてました。
後攻 カミナリグモ
ghomaさんの髪の色が前より茶色っぽくなったかな？とか
啓示さんは立って歌うんだとかを思っている間に1曲目が始まる。
「夜明けのスケルトン」
この日、啓示さんもghomaさんも海北さんの事には一言も
触れなかった。
でも、この曲で始まったという事は、
ここに海北さんがいるのを
何度も体験している身としては
まるで海北さんが一緒に歌っているんじゃないか？
と思ってしまうほど啓示さんとghomaさん、そして聴いている
ロストも好きなお客さんの傍には海北さんがいる。
その気配を感じたのではないかなと思う。
曲だけで彼らはそれを私に感じさせてくれた。
7年ぶりの北海道という事で、ここmusicaも3回目だという啓示さん。
啓示さんは終始ニコニコしていて楽しそうだったな。
ghomaさんは前にASIAN2というバンドにいた時に
学祭で札幌の道都大学(今の星槎道都大学)に来たことがあるそう。
髪の毛の話になり、店主の田所さんと啓示さんがモジャモジャ仲間
との話にお客さん大笑い。
対称的にサラサラ組のghomaさんと成山さん。
どちらがいいんだろうと大盛り上がり。
はい、どっちもお似合いです(笑)
そしてサビが特に好きな「月と街灯」
ghomaさんのピアノにうっとりする。
そしてアナトリから3曲を披露し
「SCRAPPY JEWERLY」からTOY BOX STORYとジュエリーソング。
ghomaさんの操るPCの効果音がとても凝っていたなぁ。
大好きな大好きな曲。
今回の15thツアーでは多くのAnother Treasureに参加した人たちと
対バンツアーをやってきたけれど相手によってライブも影響を受けるらしくて
例えば鶴の秋野さんとの時は前半の秋野タイムで会場はアゲアゲになり
その後のカミナリグモとは対照的で盛り下がった印象になるのが嫌だとか(笑)
セカイイチの岩崎慧さんは適応能力が高いのでどんな場の雰囲気でもピタッと併せやすい
雰囲気を作ってくれたそう。
さて今日はどうしようかな？とか(笑)
啓示さん曰く
やはり東北、北海道はカミナリグモにとってまだ挑戦の地だそうで
他のバンドマンもみんなそうだけど、
1回北海道に来る、その1回がいかに大事かを改めて実感させてもらった。
私たちがライブで彼らの姿を生で観れるのは当たり前じゃない。
だからその1回を大事にしたい。
そんなことを改めて思った。
今回はそんな損得を抜きにして
「楽しんで帰る！！」
と啓示さん笑
その様子はSNSで上がっていた通りですね。
ラムしゃぶはいいですよ～～～いくらでも食べられる。
アンコールは「春のうた」
彼らのデビュー曲。
名もない
時間に揺れてる
僕たちの
名もない春のうた
明日 君に会いに行こう
君に会いに行こう
季節は違いますが・・・と歌ってくれた。
ライブ終了後、BGMで流れたのはAnother Treasureに入っている
海北さんの歌う夜明けのスケルトン。
これはカミナリグモのお二人なのか店主の田所さんの粋な気遣いなのかわからないけれど
これはもう本当に海北さんそこにいたよね？と思うような瞬間でした。
だってこの日はランクヘッドも札幌PLANTでライブしてたんですもん！！
本当に本当に暖かくて優しくてとっても素敵なライブでした。
またぜひ会いに来てください。
私もまた会いに行きます。
今度はグランドピアノを弾くghomaさんの
カミナリグモが観たいな。