お父さん、ありがとう
伝えたいこと
伝えたいことは、この日に書いたかな!
GooglePhotoから「1年前の今日」と写真が来ることがありますが、一緒に過ごした去年の大晦日はまだ元気でした。
1月から入退院を繰り返しながら、5月に永眠しました。
寝たきりだったのは最後の1週間くらいで、80代まで元気でいてくれて大往生でした。
父との別れは私にとって今年の大きな出来事でしたので、今日は父との最後の日々を振り返らせてください。
最初の入院は定期通院で指摘された「貧血」で、父は自覚症状がなくわりと元気でしたが、コロナで入院中は面会が禁止…。
病院で誰とも会えない日々で、父は鬱っぽくなったようで、だんだん元気がなくなり、食事も食べず、大好きな本も読まず…。
「治らなくても良いから帰りたい。家に帰ってごはんを食べたい」と訴えて、医師を困らせていたようです。
医療知識のある私と母が見ると、貧血以外の検査データも悪くて、「よく生きてるな…」って感じでした
在宅介護を視野に退院しましたが、自宅では自分のことは自分ででき、大好きな本を読みながら、余生を過ごしておりました。
4月に入院した時は、意識はしっかりしていたもののキケンな状態…ということで「母と娘の誰か1人、1日10分」の面会が許可されました。
やっぱり「家族の面会」って力になるんじゃないかな?
少し状態が回復し、父も帰りたがっているということで、5月に急遽、退院できることになりました。
ちょうど翌日、母の誕生日で実家に行く予定だったので、その日に迎えに行きました。
笑顔の父と母が見られた、嬉しい1日でした。
私にとっても、最後に家族で過ごすことができた思い出の日となりました
コロナ禍の入院では、面会もできないまま、お別れする家族も多いと聞きます。
父はこの日からしばらくは自宅で過ごすことができ、会いたがっていたお友達にも会えたそうです。
ここで一度退院できたことは、私たち家族にとっても本当に幸せなことでした。
入院中と違ってゆっくりと会うことができ、覚悟をしながら、悔いのない別れができました。
頑張ってくれた父に感謝です!
そしてもう1人、感謝を伝えたい人は母
インドア派でインテリ気質な父と真逆で、明るくて豪快で社交的で、リアルサザエさんのような人です。
一人暮らしとなりましたが、お寺やお仏壇のことをやってくれて、元気にたくましく過ごしてくれています
休日はなるべく実家に顔を出すようにしていますが、母といると笑いが絶えません!
一人暮らしの未亡人の悲壮感ゼロ
元気に長生きしてくれてありがとう
そして、このブログを読んでくださった方々、今年もありがとうございました
来年もよろしくお願いします。
私は喪中のお正月となりますが、皆様、良いお年を~