エフェス遺跡から向かった聖母マリア最後の家はこじんまりした石造りです。隣の郵便局から手紙を出すと聖母マリアのスタンプを押してくれるので、私は両親にはがきをだしました。
郵便局の前に深く大きく掘られた逆鍵十字の跡がとても印象的でした。
エフェス遺跡から山を登って、参道のような道を歩いて登っていくと
聖母マリアが晩年を過ごされたといわれている場所にたどり着きます。
最後の時、キリストは弟子の聖ヨハネに、聖母マリアを託します。
聖母マリアは最終的にエフェソスに逃れ、この地で64歳で終焉を迎えたと言われます。
8世紀末にドイツ人修道女アンナ・カテリーナが天啓を受けた内容の検証によりこの家に至ったそうです。
天啓のとおりに50cmの基礎部分、1世紀の壁、6世紀の教会跡が発見されました。
バチカンが「聖母マリア終焉の地」として公認しています。
1967年にパウロ6世、1979年にはヨハネ・パウロ2世が訪れています。
家は復元ですが、周り一帯はバチカンが管理しています。
礼拝堂には祭壇、壁画が供えられています。
私は火を点けてマリア像にお祈りをしました。
家の外、階段を下りたところには3つの聖なる泉があります。