行きつけの ○○○
というお店
行きつけというよりも よく行く店 または よく利用する店
といったほうがいいか
そこでレジ打ちをしている異性○○○
とくに容姿端麗でもなく
とくに愛想がよいわけでもなく
とくに手際がよいわけでもないけれど
その店へいくたびに その異性○○○が
いることを期待している
いらっしゃいませ
○○○円になります
○○○円のおつりです
ありがとうございました
交わす言葉はほとんど皆無
一方通行の関係 関係という言葉すら成立しない
人はこれを恋だとか熱だとかあるいは変だとかいうかもしれない
しかし そういう感情とは少し乖離した
なんといおうか、そう、"庵"のような存在であり
その絶妙で微妙な関係が
自分にとっての動的平衡となっていたように思う
無粋さを露見しているようで
少々、羞恥心が体全体を駆け巡るが
ありのまま 何の化粧化もない
素っ裸の自分をさらけ出すのも悪くない
そうして そんな 他愛もない日々が
何気なく過ぎていく
いつかいなくなる異性○○○
人生のうちの何分の一の中に
溶け込んでいく