めちゃ久しぶりの映画レビュー
書きかけだったのをアップしてみました
『THIS IS IT』
ご存知、マイケル・ジャクソンの”ラスト・カーテン・コール”と宣言したロンドン公演のリハーサル風景を中心にしたドキュメント映画。
今年の4月からマイケルが亡くなる直前の6月までのリハーサル風景だそうですが、映像を観て、正直、驚きの連続でした。
ゴシップによるプライベートな部分ばかりが目立って、後半生はアーチスト、パフォーマー、エンターテイナーとして正当な評価がされにくくなっていましたが、この作品を観ると、そんなマイナス部分はどっかに吹っ飛びました。マイケルのクールでエネルギッシュで緻密で何もかもがとてつもないスケールで、ほんとに数ヵ月後あるいは数日後に亡くなる人とは到底信じられない素晴らしい、まさに”KING OF POP”そのものの姿だったんです。
とにかく映像を観ていると自然に足はリズムを刻み、体が上下に左右に動きそうになります(多分、たくさんの人がそんな感覚になったんじゃないでしょうか)。ほんとに50歳?あの細い体のどこからそのパワーは生まれてくるの?ともうマイケルワールドの虜。
”みんなが聴きたい曲”という1曲1曲にかける情熱、有り余る才能をふんだんに使い、ムーンウォークだけじゃなく、指先ひとつまでも完成され洗練されたパファーマンスも、そこから発散されるオーラ、空気感、セットもサウンドもサポートも、全て、オーディエンスが度肝を抜き彼のステージに喜び泣く、”日常では味わえない、未知の世界へ”の演出、ただただ圧倒されるばかりでした。
今回のステージの為に別撮りしたPVの作成風景でもいかんなく彼の才能が発揮され、その完成されたPV映像を使ってのリハーサルとリンクした映像も鳥肌ものでしたよ。
たくさんのサポートメンバー達も素晴らしくて、マイケルと良い関係が築けていたのが一目瞭然でした。雲上人マイケルとの共演に怯み楽しみ学びその中から吸収していこうという姿がまたこの作品のクオリティを上げるひとつなんじゃないかって思います。
ドキュメント映画でありながら、全体がライブか歌のプロモーション作品のような、壮大な作りになってるようなそんな錯覚さえします。
映画館内が明るくなる直前の最後の最後までマイケルのファンへの感謝、思いを伝える心憎い演出にも、涙・涙です(エンドロープで帰る人がいて、”あぁ もったいない”と思わず心で叫んでました)。
”彼の音楽は永延に残る”、とはいっても、やはり、このロンドン・ツアーが開催されなかったこと、何よりマイケルがいなくなったこと、ほんとに残念で無念でなりません(監督が”スマスマ”で、マイケルはこの”THIS IS IT”ツアーの日本公演も考えていたというのを聞いてさらに落胆したのは言うまでもありません)。
せめて、映画のスクリーンサイズで、最高の音響で、彼の最後の姿を見られたことに感謝です。
実はレイト割を使って2回観たんですが、もう1回も2回も観てみたい、そんな衝動を抑えられない感じです。
2週間の上映延長で、今日がラスト!!、ウ ウッ 行くしかない かぁ!!






