緒形挙さんの訃報、ほんとにビックリしました。
つい最近までメディアに出演されてて、少々痩せぎみかなと思いつつもご本人は元気そうだったので朝のニュースで聞いた訃報が信じられなかったです。
癌を患っておられて満身創痍でひとつひとつ仕事をこなしてらしたんですね。役者魂というか緒形さんのスピリットに脱帽し強く深く尊敬します。
TVも映画も舞台も多岐に渡って活躍されていましたが、緒形さんの映画作品は以外に観ていません。もともと映画を観始めたのがここ10年くらいですので、名作と言われた作品にはあまり出会えていないんですね。それでも、時折、TVで放映される映画を観ることがあって、まだ映画なんてよく解らない頃(今も同じようなものですが・・・)、『鬼畜』、『家宅の人』、『女衒』のような激しくギラギラした作中の緒形さんを見てピンとくることがなかったんです。というかちょっと怖かった記憶があります。今観ると全然違って観えるんだろうと思いますが、当時は年齢的なものもあり刺激が強すぎた感があります。
それが、ドラマ『ポケベルが鳴らなくて』あたりから自分の心境の変化とともに緒形さんの演技に惹きつけられいったように思います。
今更ですが、これまで緒形さんの作品にあまり触れてこなかったことを少々悔いています。でも、彼が遺した消素晴らしい作品は消えることがないんですからコツコツとひとつひとつ出会っていきたいなって思います。
それと常々思うんですが、昭和生まれの俳優さんは、なんで『昭和の名優・・・』とかの見出しになるんでしょうね。ちょっとへそ曲がりな意見かとは思いますが、もう今は平成20年です。緒形さんの場合、つい先日まで仕事を精力的にさてて、昭和だけでは括(くく)れない長い間、たくさんの作品に出演され活躍し続けていました。
だから『昭和の名優』じゃなく
『日本が誇れる名優』
にしてほしい。
緒形挙さん
長い間お疲れ様でした。
ご冥福をお祈りします。