ここ数日でグッと涼しくなったように思いますが、やっぱり日中は暑いですね。でも、北日本の気温を見るともう秋かなって思うくらい過ごしやすそうで羨ましいです。

夏の風物詩と言えば何といっても「花火」、「風鈴」、「うちわ」なんかですが、食べ物といえば「かき氷」じゃないでしょうか。夏祭りで食べる「かき氷」、暑い暑い炎天下の海で食べる「かき氷」、涼しいお店の中で食べる「かき氷」、シチュエーションは様々ですね。シャクシャクとスプーンですくって食べる「かき氷は」体の芯まで最高にクールにしてくれます。
「かき氷」にかけるシロップは何が好きですか?イチゴですか、レモンですか、メロンですか。それともみぞれですか。小豆や練乳っていうのもありますね。変り種ではカレーなんてのもあるそうですが、どんな感じかちょっと想像できませんね。
そんな「かき氷」について朝日新聞の天声人語におもしろい話が載ってたので紹介しますね。
この「かき氷」ですが、既に平安時代には存在したそうで、清少納言の枕草子 42段"あてなるもの"に「・・・削り氷(ひ)にあまづら入れて、あたらしき金椀(かなまり)に入れたる」というのがあるそうです。
「かなまり」は金属製のお椀で、「あまづら」はツタの樹液を煮詰めて作った甘味料のことだそうです。平安時代にかき氷を食べてたのも驚きですし、金のお椀に入れて食べるかき氷ってのもスゴイと思いませんか。雅を思わせるこの平安の「かき氷」ですが、ひとつ疑問に思ったことがあります。冷凍庫の無かった平安時代にどうやって氷を作ったんだろうということです。で、調べたらありましたよ。yahoo知恵袋に。さすがネットですね。
その記事によると、「当時氷は冬の間に、氷室と呼ばれる穴に運び込まれ、夏まで保存されていたそうで、日のあたらない山腹に穴を掘り、地面には茅やすすきを厚く敷き詰めて氷を置き、さらにその上を草で覆って断熱した」ということなんだそうです。今では考えられないくらい手間と時間をかけた貴重な物だったんですね。

西日本ではセミもまだまだ力を振り絞って「暑いよぉ」って叫んでます。まだまだ残暑厳しいですが、この「かき氷」でも頂いて来る秋まで凌いでいきましょう。
