ハーネスの話で２回ほど中断したので、前々々回からの自作尾翼の続きです。

一晩置いたら硬化は充分と思ってました。

System Three社のクリアーコートって低粘度エポキシ使ったら、薄い後縁とか一晩ではまだほんのり軟らかいです。春だと朝晩寒いもんね。

春の所為にしながら説明書読んだら「25度で完全硬化時間72時間」って書いとるがなっ。

気付いたら１週間くらい放置してました。

さて、なんで写真に２枚尾翼っぽいものが並んでるかと申しますと、先に、外側の加圧バッグ無しで「コアと樹脂を同時にバッグに放り込んで手動真空ポンプで引く」という方法をやってみたんですよ。それがカーボンクロスで作った黒いほうです。充分綺麗に出来てます。まだ整形してないですし表面の磨きも途中ではありますが。

てぇことで、別に外から加圧バッグで包まなくても充分出来そうな手応えです。尾翼くらいの大きさならね。

しかし、翼開長120 cmの主翼に挑戦してるところを想像すると、どうにも手動真空ポンプのしゅぽしゅぽだけで余分な樹脂を全部吸い取れる気がしないわ。頑張って陰圧かけ過ぎると３Dプリンターコアの中から空気吸い出すだけで樹脂が流れ出てこないと思われ。

ということで、内側陰圧のみに頼らず外側加圧を併用する案は、その時点から考えてやり直してみたのでした。

ガラスクロスのほうが、加圧バッグも併用したほうです。こちらも綺麗に出来ています。

ガラスクロスなのに何かちょっと黒いですよね。「少し色がついてるほうがコアの粗が目立たなくていいかな？」と思って120 gの樹脂に対して、百均のインクジェットプリンター替えインク黒を４滴ほど入れてみたのでした。なんかズズ黒くなっただけ。

つづく

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ウィングフォイル 281.2回目

ウィングフォイル　281.2回目