スティールベイン「すみません、軽々に足を運ぶのはどうかと思ったのですが……」

シロー「いえまぁ、もういろいろ知った仲ですし。ところで、用ってなんすか?」

スティールベイン「はい、文献や当時のことについて、ネロさんにどうしても聞きたいことがあって……」

マシュ「あっ、じゃあ私呼んできますね」





シロー「……だ、だいじょぶっすか? なんか疲れてるみたいっすけど」

スティールベイン「ああ、だいじょうぶです。少し、寝不足なだけですから……」

シロー「文献とかって言ってましたけど、古書とか歴史とかのっすか?」

スティールベイン「あ、いえ、大したものではないんですが……」





スティールベイン「…………」

シロー「……。……ベインさん?」

スティールベイン「…………、……あっ、





スティールベイン「す、すみません……少し、寝不足なだけなので……」

シロー「ホントだいじょぶっすか? うちの仮眠室で休んでも……」

スティールベインいっ、いえ! 本当に大丈夫ですので……!」

シロー(……なんかあったのかなぁ?)





ネロ「うむ待たせたな。余であるぞー」

シロー(威厳……)

スティールベイン「急に押しかけてしまい、申し訳ありません。ですが……」





ネロ「よいよい気にするな。民を助けるのは余の務め、余であればいつでも力になろうぞ!」

スティールベイン「ありがとうございます。では、早速……!」

マシュ「あっ、じゃあ立ち話もなんですし、奥の談話スペースに案内しますね」





シロー「じゃあマシュ、二人頼む」

マシュ「警邏ですか?」

シロー「いや、ちょっと用があってさ。出てくる」