
アイン「……風……冷気が、収まった……? よっ、ヨハネさま、だいじょうぶ?!」
喜子「う、うん……アインが庇ってくれたから……だいじょぶです」
アイン「よ、よかった……ジャズは……!?」
ガ シ ャ ッ ・ ・ ・

ジャズ「……よう、やく……ようやく……!」

ジャズ「……これ、で……これで……
おれ、たちの……!」
アイン「ジャズ!」

喜子「凍って……大丈夫、なの……?!」
アイン「ごめん、おれ……ジャズの力になりたかった! 相談してほしくて、でも……遅くなっちゃって……ごめん!」
ジャズ「……謝るのは、俺の方だ……」
パ キ ッ

ジャズ「……お前と戦い、傷つけたこと……躍起になり、お前達が差し伸べた手を、払ってしまったこと……」
アイン「ジャズ……」
ジャズ「目に余ることを……繰り返してしまっていた……」
パ キ キ ッ・ ・ ・

ジャズ「すまなかった……今は、感謝している。力を貸してくれたことも、俺を助けようとしてくれたことも……」
アイン「ジャズ……!」
ジャズ「……詫びではないが、こ……」
パ キ ン ッ

バ シ ャ ン ッ ・ ・ ・
アイン「っ、ぁ……あっ……!」喜子「……!!」
アイン「ジャズ……ジャズ……!」
と っ

アイン「ジャズ!!」