バ シ ャ ァ ン ッ !





ド ォ ッ




パラドックス「あぁ、クッソぉ……あーあっ、ゲームオーバーかよぉ……」

アキヒロ「…………」

パラドックス「シーズンラストまで遊びたかったんだけどなぁ……しゃーねーなぁここまでかぁ……♪」

アキヒロ「っ…………」





アキヒロ「感謝、する」

パラドックスっ、……はぁっ?

アキヒロ「お前に言われたこと……そのことを考えて、仲間に話して……

 俺の躓いた存在が、お前だから……俺は、俺に気づけた」





アキヒロ「お前がいたから、俺は強くなれた……だから、感謝する」

パラドックス「……はっ……命がけでやり合った相手にんなこと言うとはなぁ……

 なんで、そんなこと言ってくれるかねぇ……」



ざ ら っ ・ ・ ・

パラドックス「死にたく、なくなっちまうじゃねぇかよ」

アキヒロっ、おい……!

パラドックス「オレが生まれて半年程度……お前がいたから、楽しい思い出できちまったよ……」





パラドックス「次に会うオレはオレじゃねぇ……容赦とかすんなよ? 別のオレにやられるとか面白くねぇからな……」

アキヒロ「……ああ」

パラドックス「はっ……負けんなよ?」





パラドックス「……あぁ~あ、遊び疲れちったわ……じゃあな、アキヒロ……」




ざ あ っ ・ ・ ・



アキヒロ「……ああ……オレも……

 ……お前のことは、忘れねぇ……」