
ネロ「マシュ! おいマシュ! マシュよ!」
フォウ「フォウフォウフォウ!」
マシュ「う、うぅ~ん……フォウさん、朝ごはんならまだですよぉ……」
ネロ「うむ! 朝食も良いが今はそうではない!」

マシュ「ふぁ、あふ……あ、あれ? ネロさんどうかしたんですか?」
ネロ「うむ! 今一度『あーかいぶ』を見たくなってな! 『でんさんしつ』まで連れてってもらいたいのだ!」
マシュ「え、えぇ……まだ5時前ですよぉ?」
ネロ「余の好奇心は止められん! 大目に見よ!」
マシュ「い、いいですけど……先輩は?」

ネロ「うむ! その事だがシローの姿が見えんのでな、マシュに頼みに来た!」
マシュ「姿が見えないって……え、えぇぇぇ……!?」
フォウ「フォーウ!」
・・・・・・・・・・・・・

(これまでは、街を歩いてたらなんとなく……って感じだった……)

(だからこうして街をふらふらしてれば、また会えるんじゃ……って、思ったけど……)

シロー「……まぁ、流石にこんな早朝じゃ、いるわけもない、か……」