
シロー「ネロ! そいつの芯にたぶん『人』の存在がある!」
ネロ「ぬ、シロー?」

シロー「可能なら助けたい! 殺し切らないでくれ!」
ネロ「むぅ、それは難儀なものよな……」

ネロ「だが、他ならぬシローの頼みよ。
このネロ・クラウディウス、全力で応じるとしようぞ!」

スティールベイン「ネロ……? ネロ・クラウディウス……!? だと、いうのですか……?!」
リリィ「…………!」

す っ ・ ・ ・
ギャ リ ン ッ !

ネロ「む? ふ~む、先より気になっていたが……なにやら、体の勝手が違うように感じるな。
力が入らん? 違う、抜ける?」
ぐ ぁ っ !

ネロ「ふ~む、面妖な」

ゴ ゥ ッ !

ざ ん っ !

< 竜 殺 剣 >
ネロ「……ま、」

ネロ「余の手による限り、なんの問題もないがな」