
スティールベイン「ようこそ。いちご坂歴史博物館にお越しいただきありがとうございます、シローさん」
シロー「はい、また遊びに来ました」
スティールベイン「ふふ、いつでも歓迎いたしますよ」

リリィ「あれ、シロー知り合いなの?」
シロー「ああ、前にちょっとあってさ」
リリィ「えへへ、館長さんと知り合いなんてすごいね!」

スティールベイン「それではご案内させていただきますね」
シロー「てかいいんすか? 忙しかったりは……」
スティールベイン「ご心配はいりません」

スティールベイン「何より、そう約束しましたので」
シロー「、ははは、そうっした!」
リリィ「えへへ、ぼくとおんなじだね」
スティールベイン「と、なりますと……?」

リリィ「ぼくもシローと約束してたんだ。いっしょに博物館いこって!」
シロー「おいちょっ、リリィ!」
スティールベイン「ふふ、ありがとうございます。交友関係が広いのですね」
シロー「あらたまってそう言われると、なんか照れるっすね……」

フォウ「フォウ」
スティールベイン「、」
シロー「あ゛っ! え、えぇと、なんてーか……」

リリィ「あ、もしかしなくても……動物の入場禁止?」
シロー「あの、フォウホント大人しいんで、できれば……いや、なんなら警備室とかで預かっといてもらっても……」
フォウ「ファッ!?」

スティールベイン「いえ、あの時はフォウさんにも守っていただきましたので……もちろん、ご一緒に歓迎しますよ」
シロー「……すんません、ありがとうございますっす」
リリィ「えへへ、館長さんやさしい!」

リリィ「よかったねフォウくん!」
フォウ「フォウ!」