
(考え事……集中、してる?
でもそのせいで……)
ず っ ・ ・ ・

(隙だらけだよ……!)

「わっ!」
シロー「ぅおわっ!?」

リリィ「あははは! シローひっかかったひっかかった~!」
シロー「あ~びっくりした……てかリリィ、どした?」
リリィ「うぅん、シロー見かけたからなんとなく!」

シロー「なんとなくで脅かすなよ……デカい声出しちった」
リリィ「えへへ、ごめんごめん」

リリィ「なんだか考え事してたみたいだけど、なにかあったの?」
シロー「ああ、なんてーか……ん、ちょっとな」
リリィ「えへへ、やっぱり剣のこと?」
シロー「あ~まぁ、そんな感じかな」

リリィ「ぼくも剣術習ってるんだ。ぼくでよければお相手したげよっか?」
シロー「そういえば……だいぶ前な気するけど、リリィすごい動きしてたよな」
リリィ「えへへ、こう見えてぼくけっこう自信あるんだよ? それじゃさっそく……」

リリィ「あ、あ~……でもこんな街中で剣振り回しちゃ危ないよね」
シロー「まぁそりゃそうだろ。捕まんぞ」
リリィ「あはは、なんだか忘れちゃってた!」
シロー「忘れたって、おいおい」

シロー「……ぶふっ、はははは!」
リリィ「えへへ、あははは!」