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遡る事、約20分前・・・

シロー達がナイトローグと遭遇してから、約10分が経過した後・・・
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イオナ『この先だよ』
シロー「リーファさん達が戦ってる。急がないとな……」
マシュ「はい、ですね!」

「遠路はるばる御足労頂き、誠にありがとうございます」
マシュ「ひゃっ!?」
シロー「っ……!」
イオナ『え、え……?!』

ムーンノート「ようこそ、夜の工場へよくぞおいでくださいました。
ゲッコー・エンタープライゼス代表取締役社長兼第二秘書課、ムーンノートと申します」
シロー「……そりゃどうも。あらたまって、どうかしたんすか?」
ムーンノート「いやなに無論、お出迎えをとば。キミ達なら、ここに来るんじゃないかなって思っただけさ」

ムーンノート「それにしてもセキュリティを無力化するハッキングの見事な手際。『操網』の異能力者がいるとは聞いてたけど……
まさか、こんな形で会えるとはね」

「…………」
「…………」
『…………』

「…………」
「…………」
『イオナだよ』

ムーンノート「……………………」

ムーンノート「『操網』の異能力者がいるとは聞いてたけど……まさか、こんな形で会えるとはね」
シロー(言い直した……!?)