アインに、迷ってしまっ……ぐすっ……本当申し訳な……!」

フォス「気にする必要ないです。私もたまに迷子になるので、初めて来たならしかたないです」





フォス(……グレイズ系列? ゲッコー・エンタープライゼスウチはエイハブ・リアクター搭載機の開発は遅れてるので、ウチの新型ではないです。

 となると、外から来た機体? こんな時間まで工場内をうろついてるなんて……)





アイン「一人で、心細くて……こうして、誰かに出会えてよかった……ぐすっ……」

フォス(……悪い人には見えないです。マスターが新装備のテストがどうのと言ってたですし、そのために人を呼んでるとも言ってたですし……

 たぶん、鉄華団の人あたりでしょう。うん)





フォス「出口まで一緒に行くです。私も帰るところでしたし、丁度いいです」

アイン「初対面だというのに、何から何まで……それに比べて、おれは……」

フォス「気にする必要ないです。困ったときは助け合い、です」




ざ り っ ・ ・ ・



ジャズ「お前が侵入者だな」

アイン

フォス「ボケたのですかジャズ。私は射爆場にずっといたですよ」

ジャズ「呆けているのはお前だ」





ジャズ「先に通信があった。敷地内にハッキングを行い侵入した者達がいるとな」

フォス「? ……私は聞いてないです」

ジャズ「大方、通信を切っていたか砲声で聞こえなかっただけだろう」

フォス「……。……





アイン「……ごめん、なさい……だます、つもりは……なかったんだが……言い出す、タイミングを……逸してしまっていた……」

フォス「じゃあ、あなたが……?」