シロー「ヴィダ、調子良さそうだな」

ヴィダール「む、そう見えるか?」

マシュはい! すごくゆったりした動きでした!」

ヴィダール「……それは褒められているのか?」





リーファ「アームを力任せに振り回すなら誰にでもできますが、得物のリーチを正確に認識して四肢の挙動を動作させ、周囲の空間に対しミリ単位でその動きを制御する。

 さっきやってもらったゆったりした動きには、そういう意味があるんですよ」

アキヒロ「な、なるほ、ど……?」





リーファ「動作確認であると同時に空間認識でもあり、それらを実現する技量がないとできないことでもあるんです」

マシュ「わぁ、やっぱりすごい動きだったんですね!」

ヴィダール「む……」





ヴィダール「……そうなら、最初からそうだと言えばいいではないか」





リーファ「ふふ、てっきり気付いているものかと」

ヴィダール「む……無論、気付いてはいたがな」

シロー(気付かずやらされてたのか……まぁ、凄いのには違いないけど)





ヴィダール「調整に随分と時間がかかった気がするが……これで、これまで以上に闘える。頼りにするといい」

マシュはい!

シロー「ああ、頼もしいよ」

アキヒロ「…………!」





アキヒロ「負けねぇ……!」

ヴィダール「無論、こちらこそだ」

シロー「お、おいおい……」

マシュ「まぁまぁ……」

リーファ(オーバーホールをしても相も変わりませんね)





リーファ「それで、何か御用ですか?」

シロー「はいす。アイオワさんとクリスが呼んでるっす」

リーファ「となると……情報共有の会議ですか?」

シロー「みたいっすけど……」





シロー「今回は、全員でだそうっす」