
「はやく帰ろー!」
「うん! マックよってこ!」
「いいね~」

「……?」
「どーかしたの?」
「……ねー今誰かいなかったー?」
「ちょっとやめてよー、最近ヘンなウワサ多いんだからさー」
「あはは、ゴメンゴメン!」
・・・・・・・・・・・・・

マシュ「……行ったみたいですよ、先輩」
シロー「みたいだな……なんとか、見つからずに潜入できたか……
……つっても……」

シロー「ヘタしたら普通に警察沙汰だぞこれ……」
マシュ「共学だったらもっと簡単に侵入できたかもしれないんですけどね」
シロー「一応、新装備はソレっぽいけど……見つかったらどう説明したもんかなぁ」

シロー「それより、待ち合わせ場所はここでいいんだよな?」
マシュ「えぇと、一階東の空き教室なんで……はい、ここであってるはずです」
シロー「鞠莉はまだいないか……来るのが早かったか?」

花丸「お二人ともだれずら?」
マシュ「ひゃぁっ!?」
シロー「うおっ!?」

シロー「オレ達はなんてーか、浦女の学校見学に来た兄妹で……って、あれ?」
花丸「ずら? ……あっ! この前のヒーローの人ずら!」
マシュ「あっ! この前快盗さんが化けてた……!」
シロー「……じゃなくて、」

シロー「確かアキヒロが助けてたガクセイ、だったよな」
花丸「ずらぁ、その節はお世話になりましたずら!」
マシュ「先輩はお知り合いだったんですか?」

花丸「初めましてずら、国木田花丸と申しますずら!」
マシュ「えへへ、ご丁寧にどうもです」

花丸「シローさんの妹さんなんずらか? 浦女の学校見学ずらか?」
マシュ「え、えぇと、それは……」
シロー「あ゛~……すまん、それウソだし言い訳だ。
……ホントのこと話した方がいいよな」