ネロ「ふむ、してシローよ。汝はこれからどうするつもりだ?」

シロー「オレは……そういや、どうすりゃいいんだ……?」

ネロうむ! すぐ帰るわけではないなら、余の都へと来るがいい。悪いようにはせんぞ!





ネロ何より此度の勝利はシローのおかげである! 祝杯を挙げるとしようぞ!

シロー「っ、あ、あ~……それは、ありがたいんだけどさ……」

ネロ「うむ? シローよ、どうし……?」



ず し っ



ワイルドライガーグルゥゥ!

ネロ「汝、来てくれたのか?

 ……はっはっはっは! 遅かったが、大義である!






ネロよしっ、なれば汝も招待するとしよう! 知らずに剣を振るった非礼もあるのでな!

ワイルドライガー「グル?」

ネロよいよい! 元老院の連中にも文句は言わせん! 余が良いと言っているのだからな!





ネロなぁシロー! 汝もそう思うであろう?!





ネロ「、シロー……? 汝、何処へ……?」





ネロ「……まるで、淡き夢でも見ていたような……英霊に導かれていたようであったな……

 ふっ、はっはっはっは!





ネロ「この礼は、必ず……例え千年の時が経とうと、余は必ず汝の力となろう!

 汝は、余の友である!
……何より……」





ネロ「約束したであろう……必ず……


 必ずまた会おうぞ、シロー!