~ 遡ること、少し前・・・ ~

スティールベイン「この度は、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」
シロー「いやいやいいっすよ。そもそもオレら通りがかっただけですし」
マシュ「えへへ、盗られたり壊されたりしなくてよかったです」

シロー「むしろ本物の怪盗引き入れたのオレらみたいなもんっすしね……」
スティールベイン「い、いえっ、入ってもいいと言ったのは私で……」
マシュ「えへへ、それじゃあお相子ってところでいいんじゃないですか?」
スティールベイン「っ……わかりました」
シロー「それと、その……あんま、言いたくないんすけど……」

シロー「館長さんのウソが、一番わかりやすかったっす」
スティールベイン「っ、ふっ、ふふ。これでもがんばったつもりでしたが……ふふ……」
マシュ「えへへ、でも私ぜんぜんわかりませんでしたよ」
スティールベイン「ふふっ、ありがとうございます……ふふふっ」

スティールベイン「お二人とも、是非またご来館ください」
マシュ「はい! ゆっくり見てみたいですしね!」
シロー「今度は、約束してた友達と来させてもらいます」

マシュ「あの先輩、できれば私も一緒じゃダメですか?」
シロー「ん~。まぁ、考えとくよ」
スティールベイン「ふふっ、その折には誠心誠意、ご案内させていただきますね」
シロー「お願いします。……て、か……」

シロー「……そう、いえば……フォウ、どこ行った?」
マシュ「あれ? え、えぇと……あれっ!?」
スティールベイン「、シローさん達が来るまでは、いたはずですが……?」

シロー「いつの間にってか、どこ行ったんだ?」
スティールベイン「すみません、私が目を離したばかりに……」
マシュ「も、もしかして博物館の中で迷子とか……」

シロー「フォウのことだから美術品壊したりとかはしないと思うけど……」
マシュ「と、とにかく探さなきゃですよ! 手分けしましょう!」
スティールベイン「私もお手伝いします」