シロー「そもそもは、快盗に成りすましたニセモノによる犯行だったんだな」

マシュ「快盗さんが花丸ちゃんに化けてたなんて、びっくりです……」

シロー「ああ……正直、普通に話してるだけじゃ気付けなかったよ……前にアキヒロが助けた時にでも窺ってたのか?」





マシュ「でもなりすまして予告状出したり零式さんとこっそり入れ替わったり、ニセモノさんもなんでそんな回りくどい事をしたんですかね?」

シロー「まぁ、成功しても失敗しても快盗のせいにできるとか、快盗のネームバリュー使って脅しかけるとかそのへんだろうけど……

 後のことは警察まかせだな」





シロー(まぁ……尋問できれば御の字ってとこだけどなぁ……

 これまで通りなら期待薄、か……)





マシュ「あと、ニセモノさんが狙ってた英雄の遺物ってなんだったんですかね?」

シロー「ん? ん~……さぁ、なんだったんだろうな……

 ……あ、」

マシュ「?」







モルガナ「帰りのアシだと思ったが、まさかルパンレックスまで使うことになるとはな」

「上手くいってよかった」

モルガナ「そうだな。改めて、吾輩たちの力を示すことができたな!」

ナビ快チャンのコメもうなぎ上りだ! やったな!

「ああ」





モルガナ「なあジ、暁。あのお宝、盗まなくてよかったのか?」

「オレ達の目的はルパンコレクションの回収。あれは、そうではないようだからな」

モルガナ「それもそうだが、吾輩の野生のカンではアレは相当な逸品だったぞ。それをみすみす見逃すのは……」

「見逃したわけは簡単だ。」





「オレのポケットには大きすぎる」






シロー「……すみません、ちょっといいですか?」

マシュ「せ、先輩?」

モルガナ(っ、暁……!)

「……なんでしょう?」





シロー「4機の飛行機、どこに行ったか知りませんか?」

「……飛行機、ですか? さぁ……見てませんね」

シロー「知ってる気がしたんですがね」





「気がしただけでは、しかたありませんね」






シロー「気がするだけでは、ねぇ……」




ざ っ ・ ・ ・



マシュ「せ、先輩、いきなりどうしたんですか?」

シロー「ん? ん~……なんとなく、かな」





モルガナ「マスクは認知をずらす力があるハズなのに……アイツ、なにかしたのか?」

「さぁ……だが一つ言えることは……」





「しばらく、この街での活動は控えた方がよさそうだ」