
花丸「お願いしますずらーいれてくださいずらー!」
ガードA「だからねキミ、今博物館は封鎖中なの」
花丸「夏休みの課題まだ終わってないんずら~。なんでもしますからいれてくださいずら~!」
ガードB「なんでもしますってキミねぇ……」

シロー「すんません、なんかあったんですか?」
ガードB「ん? また野次馬か……博物館は今、厳戒態勢で一般人の入場は禁止、制限している。用があるなら明日にしろ」
マシュ「は、はぅぅ……」
シロー(厳戒態勢……何かあったか、これからあるかってとこか……てか、)

花丸「あっ! ヒーローの人ずら! お願いします助けてくださいずら! 実は……」
シロー「い、いやいやさっきの聞いてたから大体わかるって」

マシュ「あの先輩、私達自警団やってるヒーローだって説明すれば、協力させてもらえるんじゃないですか?」
シロー「ん~、かもしれんけど……」

シロー「自警団やってるから協力させろってのも、なんか違う空気なんだよなぁ……警察の人に釘さされたことあるし」
花丸「そ、そんなぁ……あたしの宿題どうしたらいいずらぁ……」
マシュ「なにか力になってあげられればいいんですけど……どうしましょう……」

零式「騒がしいな……何があった?」
ガードA「隊長! それが……」
シロー「あっ、零式さん?」
零式「ん? 君は……」

零式「聞いたと思うが、今博物館は封鎖中だ。用があるなら……」
花丸「明日じゃダメですずら! 今日中に宿題やんないといけないんずら!」
シロー「すんません、何かあったかだけでも聞いていいですか?」
零式「ダメだ。外部に情報を漏らすわけにはいかない」

マシュ「あ、あの、お手伝いしますからちょっとだけ中に入れてもらっても……」
零式「どうしても、ダメだ」
シロー(な、なんか今日当たりキツい気がする……)

「あの、どうかしましたか?」
零式「、いえ、大した問題では……」
花丸「博物館に用があるんずら! 入れてほしいずらぁ!」
「そうですか。それなら来館者というわけですね」

スティールベイン「ようこそ、お越しくださいました。
『いちご坂歴史博物館』の館長を務めさせていただいています、スティールベインと申します」